転生者のプロローグ
第一話 魔法ってあるのかな?
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
図書館島(と言っても一般人の入れる地上階)に入れたのは、両親共に麻帆良学園の卒業生だったかららしい。
また、なんか怪しい後付け設定が………。
ちなみにそこで気付いたことが2つある。
1つはこの世界のコンピューター関連の進み具合がおかしい。
例えばPS−Xが来年秋に発売するらしい。ただ前世のPS−Xは、PS2に録画機能が付いたハードだったはずだが、今世のPS−Xは、プレイステーションから数えて10代目のハードなのだ。一応、PSPやらも含めての10代目らしいが、それにしても今の時点で10代目というのは色々おかしい。これは麻帆良があることのバタフライ効果なのだろうか?
そういえば、居間のテレビ、40型の液晶のフルハイビジョンだが、前世と同じなら今の時代に普及してるわけないよな………。
もう1つは、原因不明のテロ?(というか事件というか)が格段に多い。なんか霊障とかのオカルト的なモノも前世とは比べものにならないほど一般的な認識がある感じから、こちらは麻帆良のバタフライ効果であるのは確実だろう。
これ、なんか事件に巻き込まれるフラグなんじゃないかと思うと少し凹んだ………。
こんな感じで図書館島の初訪問を終え、ついでに世界樹を見学し、学園都市で食事(超包子は残念ながら無かったので原作の前なのだろうか?)をして家に帰った。
その日は布団に入っても興奮して眠れなかった! 1時間くらいは・・・・。
だって、まだ三歳児だからね! 横になればすぐに寝てしまうのが、幼児クォリティ。
次の日、俺はさりげなくたずねた。
「魔法ってあるのかな?」
さりげなく?聞いたのがよかったのか、
「あるといいわねぇ」
にっこり。夢見る幼児を見るように頭を撫でて、母さんは答えてくれた。
………………………。
………………。
………。
……。
…。
母さん、それではわかりません。
その日から、魔法の痕跡を探す幼児がいた。
俺だった。
とりあえず、何もわからなかった!
おかしい、テンプレならここで魔法バレのイベントが起こるのではないのか?
べ、別に原作介入して俺TUEEEEなオリ主を希望したワケじゃないよ!
ほ、ホントだよ?殴ったり殴られたりなんて怖いし。
ただ、あるなら使ってみたいよね、魔法。
まほう。マホウ。MAHOU。
なんて、なんて、響きなんだろう。
夢があるよね。
気とか、霊気とか、覇気とか、闘気とか、オーラとか、念とか、チャクラとかでもいいね。なんていうか不思議パワー。
なんだろう、これがあれか。
「オラ、ワクワクしてきたぞ」っていうやつだね。
とりあえず、そういった方面はあるのかないのかわからない。ある(といいな!)ん
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ