暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ビギニング:歓迎されざる者
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
「わたくしはどうやっても守りたい。ユリアはわたくしの妹ですもの。この村の繁栄に繋がる道具では在りませんわ」
「……つまり、妹さんを村長さんは売るって事か?」
事が大きくなってきたぞおい。
「ええ。しかも、相手はセントラル・カセドラル。……だったら、わたくしが守れば問題在りませんわ」
……読めたようで読めん。
「……まぁ、ユリアをそこまでして守りたいと言う気持ちは解ったが……どうして今まで?」
「……あの父親が反論を許すとでも?」
……そりゃそうだ。
呆れた顔が解ったのか、ユイリは言う。
「そう言うことですの。剣術は出来て?」
「勿論、出来るが……俺の我流だぞ?」
「我流?流派として付けるなら?」
「……そうだな。<アインクラッド流>って所か?」
「アイン………クラッド流」
ユイリは呟くと、俺の目を見た。
「それでは、そのアインクラッド流とやらの教錬をお願いしますわ」
「……しゃあねぇ。あのオッサンにはその話を聞いてイラッ、と来たんだ。トコトン付き合うぜ!!」
「決まり、ですわね!!」
すると、拳を出して言う。
「よろしくお願いしますわ……いえ、よろしく、ライト」
「おう!!」
拳をぶつけ合い、俺達は絆を結んだ。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ