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魔法使いと優しい少女
番外編 吸血鬼の思い出
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前に突き出した瞬間強力な突風が舞い起きた。

その力はまるで鋭い牙を持つ狼の様だった。

松丸「牙王・滅牙」
ジャンプして近くの木を倒した。

エヴィ「何をしているんだ?」

私は松丸に聞いた。
松丸「よう、エヴィ。おはよう。」

松丸は魔法の発動を解いて元の髪の色になった。

エヴィ「ああ。で何をしているんだ?」

私は聞いた。
松丸「ああ。朝の稽古だよ。」

そう言って木を刀で斬って薪ぐらいの大きさにした。



〜城下〜


私は松丸と一緒に城下に向かっていた。
エヴィ「何か買うのか?」

私は松丸に聞いた。
松丸「いや、何も買わないけど。」

そう松丸は言った。

エヴィ「なら、何で城下に来たんだ?」

そう私は松丸に聞いた。

松丸「殿が話があるらしいから来てくれって言われたんだ。」

そう松丸は言った。


〜赤椿城〜


私達は城に入ると前から4人の侍が歩いてきた。

侍A「おい、貴様!」
侍は松丸に声を掛けた。

松丸「ん?何だ?」
松丸は男達の方を振り向いた。

侍A「貴様か、殿に気に入られている者とは。」
そう侍は言った。
松丸「さぁな。よくは知らないがそう言う事ならそうじゃないのか。」そう松丸は言った。
侍B「貴様は何か企んでいるのか?」
そう侍は松丸に聞いてきた。

松丸「さぁな。」
そう松丸は言ってそいつらを後にした。



〜大広間〜


殿「入れ。」
そう言ったのはこの国の王だった。
松丸「よう、殿様命令道理来ました。」

そう俺は言った。
殿「よく来たな神山松丸。お主に来てもらったのは他でもない。わしの親友のアーサー王が戦力になる男を探して居るんだ。お主行ってくれぬか。」

そう王は松丸に言った。

松丸「別に構いませんぜ。」

そう松丸は笑顔で言った。

殿「そうか、ならお主に刀を新調してやろう。」

そう王は松丸に言った。

松丸「本当でございますか?」

そう松丸は喜んでいた。

殿「ああ。魔物を斬る剣を渡さねばならぬからな。」

そう言って部下に木箱を持ってくるように言った。

松丸「これが魔物を打ち消す剣ですか?」

そう松丸は王は聞いてきた。

殿「ああ。それは牙狼刃!魔を斬る刀だ。」
そう王は松丸に言った。

松丸「牙狼刃か…。」
松丸は刀を片手に持ちながら外を見ていた。
殿「それよりお主は何者だ?」

そう王は私に聞いた。
エヴィ「エヴィ・スライサーだ。」
そう私は王に言った。
殿「すまぬがエヴィとやら。そやつを守ってやってくれ。」

そう王は言った。
エヴィ「ふん!」
私は何も言わずに松丸と
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