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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico4恋愛は友情の切れ目
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いた。
「〜〜〜〜っ! そんなことありませんわ!」
咲耶が階段1段飛ばしで上がって行った。照れちゃって可愛い。でもルシルは渡さない。そんな咲耶の後を追いかけて、我らが4年2組の教室へ。接続塔と2組の教室との間にある1組の教室を通りかかると、なのはの席に集まってるみんなの姿を発見。
真っ先に気が付いてくれたのはアリシアで、笑顔と一緒に手を振ってくれた。そんなアリシアからなのは達も気が付いてくれて、同様に笑顔と手振りを送ってくれたんだけど、アリサだけが、うげっ、みたいな苦虫を噛み潰したかのような表情を向けてきた。
(アリサ? なんでそんな表情を・・・って、あー、なるほど)
チラッと前を向くと、咲耶もおんなじ顔をしてアリサに向いてた。ドンだけ仲が悪いの、もう。わたしは「ほらほらー、戻るよ〜」咲耶の両肩に手を置いて前に進ませる。もちろん、「またね♪」なのは達への挨拶も忘れずにウィンクをプレゼントなのだ。
「へーい、ただいまー!」
大声で挨拶しながら教室に入る。室内にはすでにはやてとルシルの姿があった。わたしは「どうしたの、そんな後ろの席で?」そう声を掛けながら2人の側へと歩み寄ると、「ここがルシル君の席なんよ」ってはやてがその席の左端に張られた名札のようなものを撫でた。そこには「ルシリオン・セインテスト・・・」縦書きでルシルの名前が記されてた。
「ちなみにわたしの席はあそこで、シャルちゃんは――」
はやてが教室後ろの出入り口間近の机を指差して、そしてわたしの席をどこかを指さそうとしたのを、「ちょい待ち」はやての右腕に手を置いてゆっくりと降ろして、「自分で見つけるよ♪」そう告げる。
クラスメートがぞろぞろ入って来て、「あ、席変わるんだ」「僕はここか」「あたしはこっちね」自分の席を見つけて座ってく。わたし達が入ったことで出席番号が変わる子もいるみたい。
「わたしの席はど〜こだ♪」
窓際から探し始める。その最中にもどんどん席が埋まっていく。気付けばはやて達も自分の席に着いてるし。蛇行しながら席の張られた名札を確認していって、「一番最後!!」ようやく自分の席を発見。教室廊下側の一番後ろ、はやてのお隣だった。すっごい遠回りしたんですけど。
「おかえり、シャルちゃん♪ 次の席替えまでよろしくな♪」
「ただいま、はやて」
出席番号27番。32番であるはやての左隣に座って挨拶を返す。と、はやての前に座る出席番号31番の刀梅が「近くでラッキー♪」わたし達に振り向いて笑顔を向けてくれた。続いてわたしの前に座る出席番号26番の天守の1つ前、25番の天音が「ちょっと天守、邪魔、退け」天守をしっしって払いのける仕草をした。
「うっさいなぁ。話したいなら席を立って行けばいいじゃん」
「妹のお願いくらい
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