暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
アリシゼーション編
ビギニング:銃と拳と翡翠の剣
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か居ないから、こうしてお呼び立てしたって訳」
「なーる程な。どうよ、ロード」
『僕的に賛成だよ!』
ロードが言う。まぁ、銃撃と格闘戦に関しては、この世界に置いてかなりの腕前と言っても過言ではない。元々の身体である俺の肉体と、ロードの技術。そもそも手がつけられない。
「アッサリね……コンバートの方は?」
「ALOで使ってるアバターは新規のケットシーだよ。コンバートした方がSAOクリア時の方。別に問題はねぇぜ?」
途端、がららん、と扉が開いた。
「うわぁ!本当にあったよ!ゲンさん、ありがとう!」
うっ、その陽気な声は……。
俺は後ろを見ると、ゲンとユウキが居た。
「おい、拳!!何でユウキと一緒に居るんだ!!」
「いや、ご飯を食べにいきたいとユウキが誘ったんだ。まさかここにつくとは……」
はぁ……と俺は溜め息をつくと、ロードが。
『わーい!一杯だー!!』
「……呑気で良いな、お前」



















暫くBoBの事を聞いてから、キリトの話を聞き、それから全員がお開きとなった。
「あー、美味しかった!!」
「ユウキ、お前は食い過ぎ」
俺はユウキと拳と共に帰路へ歩いていた。そもそも、コイツらは電車だ。
「ほら、駅に着いたぞ。寄り道すんなよ!!」
「解ってるよ!!」
ユウキは拳の手を引いて、駅に走って行った。
俺はそれを見届けると、雷狼号を自動走行に切り替えて、歩いて帰ることにした。
『いやぁ……本当に興味深い話だったね!って……来人?』
「キリトに情報が漏れていた……?いや、多少は計算の内だとは菊岡も言っていたが……」
『ライト?』
俺はロードの声でハッとした。
「え、何だ?」
『興味深い話だったねって言ったの、キリトの話!!』
「あ、ああ……そうだったな」
ロードの返答に答え、俺は暫く無言で傘を指して、雨の中を歩いていた。
『ねぇ、来人。学校を辞めたらどうするの?』
突然、ロードから意外な質問が来た。
「アメリカ……かなぁ。サンタクララの大学が研究してる、<ブレイン・インプラント・チップ>が次世代のフルダイブ技術の正常進化形だと思う。次いでにそこの教授として呼ばれてるからな。見てみてぇんだ……次の世界の始まりを」
『そっか……ミーちゃんには?』
「言ってないよ。まだ、あいつには。あいつには進むべき道が在るだろうし、巻き込む訳には行かねぇ」
『そんな!!……多分だけど、来人。言わないと絶対後悔するよ!!』
「どうしてだ?」
『上手く言えないけど……こう……兎に角言わないと駄目だよ!!ミーちゃんだって解ってくれるよ!!』
「……そういうお前だからこそ、人格としての俺が出来たんだな」
『……へ?』
「何でもねぇよ。帰るぞ」
俺は走っ
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