暁 〜小説投稿サイト〜
俺が愛した幻想郷
俺は愛せる? 幻想郷...
俺の名前は....
第五話 これは気持ちのいい毛〜ね
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えていた。それも九本。触りたい、もふもふしたい。

そしてもう一つ、妖怪か何かの九尾じゃないかと思った

そう言えばさっき、この居間の窓からチラッと外を見たのだが(見えたのだが)、周りに他の家は無かった。そもそも建物がない、周りはほぼ芝生。奥に森がある程度だ。なんか、道に迷ったりしたらいつの間にか家があった。そこがここ。みたいな雰囲気だ
っと、炬燵の中から橙が顔を出して来た
橙は俺の向かいに座っていた。恐らく中を潜ってこちらに来たのだろう

「にゃ〜♪...なぁ〜お....ゴロゴロ」

猫だ。こいつは猫だ
人型の猫だ。天使だ

恐らく、もっと撫でてくれと言うことだろう
炬燵からひょっこり顔を出して、俺の太ももを掴んで離さないのだ

そんな橙に、にっこりと笑顔を見せてみた
橙も同じように、にっこりと笑顔見せたのだった


迷い家の猫...

"マヨヒガの黒猫"と言ったところか

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