暁 〜小説投稿サイト〜
俺が愛した幻想郷
俺は愛せる? 幻想郷...
俺の名前は....
第五話 これは気持ちのいい毛〜ね
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ん食わせるかなぁ... 俺でも流石に異世界人来たからってひたすらみかんを食わせたりはしないぞ? チラチラ見るくらいだぞ?
まぁみかんは好きだからいいけどさ

そう言えば、幻想郷にある食べ物は日本と変わらないのかな。みかんは変わらないみたいだけど、他は変わってたりとか、意味不明な物とかないよな? 無いほうが俺にとっては嬉しいのだが

ところで

「藍さんは式なんですよね? そもそも式ってなんですか...?」

「式は式と言っても"式神"だ。あと、これ。狐耳があるだろ? だから狐の神様だ」

ホントかよ...

世間一般では言われる、まぁこの世間一般かどうかは知らないが、ジト目をして藍さんを見た
そのまま炬燵からでて藍さんの目の前に立った
頭に大きなハテナを乗せている藍さん

「ちょっと失礼しますよ」

それだけ言って真顔で藍さんの狐耳を触った。思いのほかふわふわして気持ち良かったので、次は指先でなぞるように触った。終いには両手で両耳を優しく掴んで親指で撫でた
一方、藍さんはびっくりしながら顔を少し紅潮させて居た。びっくり半分気持ち良さげ半分と言ったところか

そして次に。先ほどまでの光景を見ていた橙に目を向ける。すると橙はにぱっ〜っと笑い俺を見返した

天使や... 天使が舞い降りたんや....

引き続き橙を見る、自然と自分の頬が上がって笑顔になってるのは気にしない。(笑顔と言うよりにやけている)橙の目の前に膝立ちする。そして目で問いかける(触ってもいい?)と... 橙は微笑んだまま、頭を俺に擦りつけてきた(早く触って〜♪)とでも言ってるように。(あくまでも俺にはそう思えただけだ)ゴクリと固唾を飲み、何故か藍さんよりも緊張するこの気持ちを抑えて頭を撫でた。ホントは耳を触りたかっただけだが、頭を撫でてからにしよう、天使の微笑みをありがとうございます。気持ちが治まるまで頭を撫で、気持ち良さそうにしている橙の猫耳へ手の位置を変えた。さきほど藍さんの狐耳を触ったときのように、まずは適度に触り、そして指先でなぞる。最後に両手で優しく掴んみ、親指で撫でる。この行程に意味はない。ただ触って確かめたかっただけだから。"本物の耳"かどうかをね

「二人共ありがとう。いろんな意味でありがとう」

橙の頭から手を離し、立ち上がって自分の座っていた場所に戻りながらお礼を一つ。自分の陣地に戻り、炬燵に中る

結果.... 本物の耳だ

触っているとき。わざわざ伏せて居たが
藍さんと橙の反応が本物のそれその物だったのだ

それにしても触り心地がめちゃくちゃよかった。ずっと触って居ても飽きないだろう。こっからは俺の単なる願望だが... さっき藍さんの方へ行ったとき、藍さんの背中の方に目がいったのだが... 尻尾が生
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