悪魔
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が床で男がベッドってのはダメだな。いいからベッドで寝ろよ。」
「なら、一緒ならいいですわよね?」
シルヴィアはまた顔を赤くして言ってきた。いや赤くすんなら言うな。
「いや、さっきまで俺の事を警戒してたくせにどういうことやねん。」
「それはさっきのでわかりましたわ。あなたが私に危害を加えないことは。」
それはありがたいんたけどな。まあいいか。
「わかった。俺は先に寝るから。」
そう言って剣を机に立て掛けてそのまま仰向けになって今日のことを振り替えって寝た。
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「おかぁさーん。お使い行ってきたよー。」
やったー。これで母さんに褒めて貰える。俺は買ってきたものを渡した。確かリンゴとオレンジだった気がした。
「偉いわね。よしよし。」
「うん。ぼく偉いよ。」
母さんは笑顔で俺の銀色の頭を撫でてくれた。
「さあ。みんなと遊んでおいで。」
俺は遊びにいく準備ををして家を出た。
「うん!行ってきます!」
「行ってらっしゃい。」
母さんは快く見送ってくれた。このときはまだは父親がいないことは気にしなかった。
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「やーい。青い髪の毛しやがって気持ち悪い。」
青い髪の毛をした女のがいじめられていた。俺も似たようなもんだし助けるか。そんなことを思った。
「う、う。」
その子は泣いていた。女の涙ほど綺麗で儚く、残酷な物はない。俺はこの歳から悟っていた。
「やめろー!」
俺はいじめていてたやつらに飛びかかった。俺は三人に飛びかかった。無論勝てるわけなくボコボコにされた。身体中が痛かった。痣が出来るかもしれない。
「だ、大丈夫?」
青い髪の毛の女の子が恐る恐る聞いてきた。
「ああ。大丈夫だよ。」
俺は強がった。本当は結構痛かった。
「あの、名前なんていうの?」
にしても気が弱そうなやつだな。そう思いながら答えた。
「俺の名前はドライグ。君は?」
そう言うと青い髪の毛の子は答えた
「私の名前は…」
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場面が変わった。
「かあさーん。どこにいるの」
周りは火の海だった。どこの家も壊されていた。所々人が無惨にも死んでいた。視界に一匹のドラゴンと母さんが映った。母さんが襲われているところだった。あのままでは食われる。俺はそう思いとっさに脚が動いた。
「母さんを離せー!!!」
俺はドラゴンに殴りかかった。しかし勝てるはずもなく手で払われた。俺は瓦礫の中に突っ込んだ。
「やめろ」
力を振り絞った。しかしこれだけしか声が出なかった。他の村人が俺の母さんを助けようとしてくれていた。敵うはずもなく村人は無力化されていった。俺は自分が腹立たしかった。母さんが死にそ
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