第二部・永夜抄×星蓮船〜人里の壊滅〜
主人公3人、かるーくガールズトーク。
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にいるの!!?」
後ろからいきなり話しかけられ、思いっきり驚く霊夢と魔理沙。そしてなぜここにいるのかわからなくて驚く咲夜。そしてそれに対して、
「すげぇー、妖々夢と輝針城の3人がそろった……」
とぼそりとつぶやく暗基だった。
「わかったか?」
「なるほどね」
「そういうわけよ」
「そういうわけだぜ」
暗基は咲夜にどうして封印されているはずの霊夢と魔理沙がこんな場所にいるのかを事細かに説明した。
「確かに零なら出来そうね」
「まったく、大した能力だと思うわ」
「ほんとになー」
「恐れ入りますハイ」
暗基はほめられているのかなんかよくわからない状態に浸っていた。そしてそれは、一瞬で崩された。
「ところで咲夜さ、お前って零のことどう思ってんだ!?」
「ぶぼぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!?」
魔理沙がまたあの話を始めたからだ。暗基はまた叫び始めた。
「えっ!!? いきなり何よ!!?」
「そうそう今零とその話をしてたのよ! 実際どうなのよ!?」
「j;亜lkfhpぢそくぃおてぽいhsdふぁ;khふぉjf;hぽえwtph;jsdh!!!!!!?」
霊夢もまたそれに乗っかってきた。暗基の叫び声はもはや人間とは思えない物となっていた。そしてこれはきっととんでもないことになると、ついさっきまで関わっていてわかっていた咲夜が、何としてでも暗基の暴走だけは止めなければいけないと思い、話題回避を試みる。
「そ、それって今言わなきゃだめかしら!!?」
「そんなの当たり前じゃねぇか」
「エー別にいいじゃない今言っちゃいましょうよ〜」
「くっ……!! って、あぁ、もうだめじゃない……」
「ん? なにが?」
「なにがだめなんだ?」
咲夜はもう手遅れになったこの状況に頭を抱え、まるで理解していない霊夢と魔理沙は相変わらず聞き出そうとしてくる。すると、ちょうど暗基がうなだれていた場所から、おぞましい声が聞こえてきた。
「……、オイソコノオメデタミコトモノトーンマジシャンヨ」
「……、ゑ?」
「な、なんだぜ!?」
「はぁ、私はもう知らないわ。骨だけは拾ってあげる」
暗基の周りを、「怒り」の二文字が覆っていた。そしていまさらになってすべてを察した霊夢と魔理沙は、必死になって命乞いを始めた。
「い、いや、ちょっと! 零!!?」
「オマエラ」
「わ、悪かった。悪かったから! 謝るから許してくれ!!」
「残り一枚のスペルカードをこんな理由で使うのもあれだけど、もう許せねぇ!!! 食らいやがれくそったれがぁぁぁあああ!!!」
そして暗基は残り最後の一枚のスペル
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