閑話ー聖槍と聖剣の英雄ー
72.エクスキャリバー
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それならば、直葉と詩乃のために使うのが妥当な使い方だろうな。
「も、もちろん最初から、今日の払いは任せろって言うつもりだったぞ」
キリトも全額払わされることが決まったようだ。
四方からの拍手とクラインの口笛が聞こえる。
天を仰ぎながら俺は思った。
俺たちはSAO、ALO、GGOの三つの世界をへと出会った。そのどれもが俺を成長させてくれたのだった。
そのことを考えるとあの男には感謝しなければならないのかもしれない。あいつが行ったことは、決して許されることではない。
しかし、それでも今だけは、礼が言いたかった。そんなこと叶うわけもないのにだ。
そんなことを考えながら、俺はわずかに笑みを浮かべて、もう一度全員で乾杯するために、テーブルのグラスに手を伸ばすのだった。
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