貴女の胸にいだかれて・3
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いほど男らしくて美形だし頼りになるのよねぇ……!」
「あら、駄目よレフィア。イングズは飽くまで私の───── 」
「はいはい分かってるわよ!……全く、年上のお姫さまのお気に入りでイングズも苦労性ねー? だからあんなに早めに大人びちゃったのかしらっ」
「それ、私のせいだと云いたいの? イングズだって、私からしたらまだまだ子供よ。この私を受け止めきれないようじゃあ……ね」
「その大きすぎるお胸が邪魔して、受け止めきれないんじゃないのっ?」
「 ……わたしくらいなら、ルーネスは受け止めてくれるでしょうか? でもルーネスの視線は、サラさんのお胸ばかりに行きます。やはりわたしでは、まだ足りないんでしょうか……?」
「大丈夫よエリア、貴女は将来性があるわ。この私が保証してあげる」
「あ、ありがとうございますサラさん……!」
「 ────何、この疎外感」
「レフィア、落ち込む事はないわ。貴女も努力すればきっと……!」
「何よそれ、ミルクでもいっぱい飲めっての? 一応それはしてる──── 」
「きゃあっ! あそこに、何か居るわ……?!」
「何ですって!? まさか、露天風呂覗き見変態ドスケベが……っ」
「あ、良く見て下さい? 動物おサルさんが木に登って迷い込んで来ただけで ───── 」
「サラ姫様、ご無事ですか?! 覗き見変態ドスケベは何処にッ」
「「「 ……………… 」」」
「 ──────ぁ 」
「サラ姫がちょっとした悲鳴あげたからって、真っ先に仕切り乗り越えてくとはな……。おれとアルクゥは気づかれなかったけど、結局湯煙のせいでよく見えなかったな?」
「ぼ、僕は付き合わされただけだし、ルーネスみたいな下心がイングズに無かったにしても、レフィアには云い訳にならなかったね……」
「サラとエリアは怒ってなかったのになぁ? レフィアだけキレて幻術師のハイパ使ってボコボコのガンガンにされちまったみたいで ────可哀そうになぁイングズ(なでなで)」
「うぅ、おムネ攻めはもう、勘弁して下さ……ッ」
「魘されてる、これは相当重症だね……。ご愁傷さま(合掌)」
(おわり)
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