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雪玉
第四章
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た雪が降りだしていた。外は寒いが二人は暖かい。その中で笑みを浮かべ合うのだった。穏やかで優しく、暖かい笑みを。雪玉がそれで溶けてしまいそうになる笑みで。


雪玉   完


                2008・5・15

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