目金立つ!
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か!」
「僕達は絶対に勝たなければいけないんでね!」
「だからと言ってこんな卑怯な事を…!」
「勝てば良いのだよ!勝てば!」
「僕にボールを下さい!」
目金が叫んだ。
「半田!目金にボールを渡せ!」
円堂が半田に叫ぶ。
「解った!頼むぞ目金!」
半田のスローイングのボールが目金に渡る。
目金がボールを持って駆け上がる。
「ここは通さん!」
ヒーローが目金を止めに入る。
「正々堂々悪に挑む……。それがヒーローでしょう!スイカとボールをすり替えて相手を欺くなどヒーローの技ではありません!」
目金の言葉が効いたらしくヒーローを目金が抜き去る。
「漫画萌先生、ノベルライト先生…。僕は悲しい!貴方達の描くシルキーナナの勇気と愛に僕は幾度となく元気を貰いました!なのにその作者であるあなた方がこんな卑怯な事をする人達だったとは…シルキーナナに謝りなさい!」
目金が闘気を纏ったような気迫で二人を抜き去る。
「説教中や合体中に攻撃を仕掛けるなどロボットマニア失格です!」
と目金がもう一人抜き去る。
「シュートを打たせちゃダメなんだな!」
相手のGKが叫ぶ。
そしてDF陣が五里霧中を発動させ始めた。
「まだこんな事を続けるつもりですか!」
「これがオタクの必殺技だ!」
目金の叫びにDF陣が叫ぶ。
「君達などオタクではありません!オタクとは一つの世界を紳士に真っ直ぐに極めたもの!ゲームのルールを破って勝とうする貴方達にオタクを名乗る資格などありません!」
目金がトドメとなる言葉を発するとDF陣は撃沈した。
「染岡くん!ドラゴンクラッシュを!」
目金が染岡にパスを出し叫ぶ。
「だけど…」
染岡が何か言いかけるが
「僕に考えがあります!」
目金は叫ぶとさらに前に上がっていく。
「解った!ドラゴンクラッシュ!」
染岡は目金を信じドラゴンクラッシュを放った。
「ゴールずらし!」
相手のキーパーが腹でゴールを吹き飛ばす。
「うわぁぁ!」
と染岡のドラゴンクラッシュに目金が顔面で合わせ
ボールの軌道をずらしゴールに押し込んだ。
ピ──────!
1対1 目金のお陰で同点に追いついた。
目金はふらふらしながら
「これぞ…メガネクラッシュ…………」
と呟きながら倒れた。
そして目金はタンカで運ばれることになった。
「あ…あとは頼みます…土門くん…」
目金が呟く。
「どうしてなんだ」
「どうして君はそんな姿になってまで…?」
「目を覚まして欲しかったのですよ…同じオタクとして…、サッカーも悪くないですよ」
「目金くん
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