目金立つ!
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。
「そうねやる気満々みたいだし何とかなるんじゃねぇの?」
と土門も話す。
「ああ、そうだな!」
と円堂も決意して
「よし今日はお前がFWだ!頼んだぞ!」
と円堂が話すと
「ちょっと待って!」
と夏未が叫んだ。
「彼が豪炎寺くんの代わりでいいの?あまりにも危険な賭けじゃない?」
と夏未が話す。
「そうっスよ、帝国戦の時みたいにまたいつ逃げ出すか……」
壁山が夏未の意見に賛成して話す。
「今日のこいつのやる気は本物だ!俺には解る!本気でやる気になってる奴がここ一番で必ず頼りになるんだ!」
と円堂が相変わらず熱血バカらしく叫んだ。
「俺は目金のやる気に賭けるぜ!」
と最後にもう一度叫んだ。
「ふっ、大船に乗ったつもりでいて下さい」
と目金は眼鏡に触れ呟いた。
今回のスタメンは
FW染岡 目金 雷藤
MF半田 マックス 少林寺
DF風丸 影野 栗松 壁山
GK円堂
この布陣で挑む。
ピ──────!
ついに準決勝の幕が上がった。
──────。
「くそっ!あとちょっとで前半終わるな……」
俺が呟いた。
前半の残り時間はあと僅かになっているが未だお互いに0対0と点を決めれない状態にあった。
秋葉名戸学園はボールをキープしているが一向に攻めて来ない。
「発進!ハイパーサッカーボール発射!」
………。叫んだのは勿論相手チームだ。
「来たな!悪の軍団め!お前達にこの地球は渡さん!」
イラッ ちょっーとイライラして来たな……。
「な、なんなんだこいつらは………」
そして ピッ ピ──────
前半終了のホイッスルが響いた。
「まるで攻めて来ないなんて……この僕にも予想外でしたよ」
目金が呟く。
「お前あいつらのサッカーが理解出来たんじゃ無かったのかよ」
と染岡が的確なツッコミを入れる。
ピ──────
後半が始まった。
今度は全員で秋葉名戸学園が上がって来た。
「何!?動きが変わった!?」
俺が呟くとノベルライトと漫画萌にボールが渡った。
なるほど…。あいつらはフルタイム戦う体力が無いんだ、だから前半は……。
「あいつら前半は体力を温存していたのか……」
俺は呟きディフェンスに入る。
「俺はヒーロー止める事は出来ん!」
と自分でヒーローというのでヒーローにしとこう。
そのヒーローにボールが渡った。
「変身!フェイクボール!」
とヒーローが叫んだ。
「何が変身だよ」
と俺が呟くと
「あ、あれ?」
取った筈のボールがスイカに変わっていた。
「ヒーローキック!」
とヒーローが
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