暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
バカと狂気と音楽コンボ
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うロイトに、剣を横から放つが、
『一詰み甘いよ♪』
たった一つのひ弱そうな銃剣によって防がれた。
『ま、そろそろ終わりにしようか?エンドはそろそろだしね』
白い翼を展開すると、飛び上がり、再びスキャンした。
『スキャリングチャージ!!』
『<アウエニックボルガウル>!!セイハーッ!!』
オーリングを三つ潜り、ライヴステージの能力で加速した純白焔の蹴りは、デストの剣を折り、デストの顔を吹き飛ばし、デストの身体を燃やし尽くし、最後には灰となって散った。
『デストは元々人格であった。故に、人格で有りながら人で在ることを望んだ唯一の人格であったのかも知れんな』
ロイトは言うと、ウロヴォロスを見る。
「おやおや、流石にバテてる様ですね」
『ざけないでね♪僕らはまだ、やれるよ!!』
ロードの空元気か、或いは意地か、力が解放される。
「しかし、<時間消滅>発動まで三十分、私を倒せますか?」
『くっ……』
銃剣を構えると、横にミヤビ達が並んだ。
「一人じゃねぇぜ!!」
「此方は迷惑被ってるんだ。これで終わりにしてやる!!」
ライトとリンが言う。
「ハハハッ!!ダークネスウイングの手助けなしにですか!!」
と、ウロヴォロスが叫んだとき。
欠片が、共鳴し出した。
『何だ!?』
その欠片は所有者の元から離れ、一つとなって、空間に穴を開けた。
『「なっ!?」』
ウロヴォロスも予想外だった様で、一歩下がる。そこに。
「……よくもまぁ、うちの家族を傷付けてくれた物だな、ええ?ウロヴォロス」
その声は、怒りに満ち、
「覚悟は出来ているんだろうな?」
その闇は、深く、
「ウロヴォロス……テメェは断罪だ。容赦ねぇから覚悟しとけ!!」
その剣の音は、鋭い。
<闇神>ダークネスウイング。
「この借りは一千倍、いや、全員の痛さを考えたら一千倍は許せねぇ、一億倍返してやらぁ!!」
そして、そのむちゃくちゃは時に、頼もしく聞こえた。
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