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半龍神は世界を変える
魔法のある世界
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る、圧縮させる、同時に複数の魔法を使う、魔法を組み合わせるなどのことをするほど魔力の消費は激しくなる。
魔法とは魔力を使って何かを生み出したり、何かに変化させる事ことである。例えば火魔法は魔力を使って火を起こしているかだ。錬金術は土魔法の応用である。
このようなのが魔法の概念だ。
俺は現実の光景に目を向けた。目の前には女の子座りをしてこちらを見つめるエルフの姫だけ。こいつそうそう逃げ出しやがって。
「ほら。大丈夫か?」
俺は手を差しのべた。エルフの姫は手を取ってたった。
「あ、ありがとうございます。」
「うん?なにがだ。」
「そ、その助けてくださって。」
「あのな。お礼を言うなら逃げないでくれ。別になんもしないんだから。」
ほんといちいち逃げられるとたまんない。
「本当に何もしないんですの?」
「ああ。俺はお前をシルフ王国に送り届けるだけだからな。」
こいつになんかあると後々面倒になる。
「わかりましたわ。おとなしくしますわ。」
とため息をつきながらエルフの姫はかんねんした。
「そうだ。名前なんて言うんだ?俺はドライグだ。」
「私はシルヴィア・シルフですわ。」
「シルヴィアか。わかった。そろそろ宿に戻ろう。」
シルヴィアは頷いてついてきた。ついてきたとたんに唐突に質問してきた。
「あなたは何の種族ですの?あなたの魔力は人間のようでそれでも明らかに人間では無いものですわ。見たことのない魔力ですわ。」
ほう。そこまでわかるか。なかなかの目だ。 エメラルドグリーンの目は伊達じゃないか。
「さぁ?どうだろう。自分で調べるといいさ。」
俺ははぐらかした。正直言うわけにはいかないしな。
「そうですの。なら調べますわ。」
うわー。しつこい。そんな事を思ってしまった。
「つってもシルフ王国に帰るまではそんな暇ないからな。俺は一刻も早くお前をシルフ王国に送り届けたいからな。」
「なぜ急ぐのですか?」
「簡単だ。足手まといがいると大変だからだよ。」
「それはレディにいう言葉ですの?私、こう見えて魔法は得意ですわよ。」
「そんなの当たり前だろ。ハイエルフなんだからな。」
「ならあなたも上位種ですわよね?あなたの魔力はそこが見えませんわ。」
「さあなー。だがその情報は高くつくぞ。」
俺は少し威圧した。これはこれ以上詮索するなという意味を含めているものだった。
「わかったわ。詮索はよすわ。」
シルヴィアは怯んだ様子はなくあっけらかんと言ってきた。
「分かってくれて何よりだ。」
これで俺に秘密があることはわかってしまったが内容が大事だしな。そうすると宿に着いた。俺はカウンターまで行き、風呂と食事を頼んできた。
「風呂を取ったから入りたければ入っていい。食事も頼んだがどっちを先にする?」
「風呂に
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