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ひねくれヒーロー
風船唐綿をあげよう
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「イルカ先生は兼業してんの
 あの人すごいよ、無理だと判断したら上忍も叱りつけるから

 そして周囲が、あいつ叱られるような任務受けようとしてたんだーププーみたいな感じになる」


あー・・・この間そんなの見たような・・・


「死にたがりストッパーじゃからの・・・」

「前にシナイちゃんとガチ口論して勝ったのは吃驚した」


シナイちゃん泣いてた


・・・そ、そうか、そういう報告されてもな


「あれは凄かったのぉ
 ここだけの話、カカシも泣かされたことが・・・」

「うわー・・・きっとナルト達じゃ無理な任務受けさせようとしたんだなぁ・・・」


・・・良い奴じゃないか


「・・・長時間話しても、吐血しなくなったんだな」

「リハビリだけで吐血してたころに比べたら、殆ど吐血しなくなったよ」


そうか

・・・本当に良かった


「・・・どうして大蛇丸と戦った」



死に急ぐような真似を、どうしてしたのか

三代目を助けるのは良い、だが、自分では危険だと分かりきっているだろうに



「・・・・・・どうしてこうなった、かな」


「は?」


「いや、いうなれば・・・ノリ?」


「・・・ノリじゃったの」


猿飛先生、お願いですから私にもわかるよう説明してください

2人で頷きあって笑い合わないでください


「・・・怒る気、だったのに・・・」


そんな風に言われると怒る気も失せる


「ご、ごめん五代目
 何か言うこと聞くから、顔を上げて、さ?」


言うことを聞く?

それなら言いたいことは一つだけだ




「・・・なら、忍者を止めろ」




「絶っっっっ対に!!





 嫌だ!!」




渙発入れずに叫ばれる

叫んだ拍子に血が飛んだ

・・・そう言われるのも分かっていたさ

それがお前の夢、だもんな




「あーやだやだ青臭いったりゃありゃしない」




不意に何者かの声が響き渡る

声が聞こえてきた窓をみれば、そこには一羽の烏

忍鳥か、しかし、一体だれの?


「おま、鴉!」


「いよう巫子さん
 ・・・うちはサスケを止めたきゃ、ついてきな」


身を翻して窓から飛び立った

こいつは里抜けを知っている!

まだそんなに広まっていない話なのに、何故忍鳥が知っている!?

こいつの主人は誰だ


「待ちやがれ!」


「待ちなさいコン!」


伸ばした手も虚しく、雷光を残して窓から走り出てしまった

窓から身を乗り出すと烏に先
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