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囚われの竜と神
犯す
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ここはフィオーレ王国の首都、花咲く都クロッカス。
ここでは現在、フィオーレ一のギルドを決めるための大魔闘演武が開かれている。
そのクロッカスにある、水族館とプールの複合レジャー施設、リュウゼツランドに現在フェアリーテイルの主要メンバーたちが遊びに来ていた。
ルーシィ「着いたー!!」
ウェン「広いですね。」
エルザ「んーーー気持ち良いな。」
リサーナ「エルザ、キズ大丈夫なの?」
ミラ「まあ、エルザだし…」
フェアリーテイルのメンバーは、競技での疲れを忘れて思い思いに遊び始めた。
その中でウェンディは、どのアトラクションから回ろうかと考えていた。
すると突然、ウェンディの耳に聞き覚えのある声が聞こえた。
シェリア「やっほ〜!ウェンディ!」
ウェン「シェリアさん!どうしてここに。」
ウェンディが振り向くと、そこには髪型をピッグテールにした少女が立っていた。
彼女の名はシェリア・ブレンディ。
大魔闘演武中にウェンディと友達になったラミアスケイルの魔導士である。
シェリア「うん、リオンがご褒美に、って連れてきてくれたの…それよりウェンディ、また敬語になってる。」
ウェン「あ…クセでつい…」
ウェンディは自分と年の近い、シェリアに言われ砕けた話し方で話すように言われていたのだ。
シェリア「向こうで、あそぼ!」
ウェン「うん!」
そういうとシェリアとウェンディは2人でいろいろなアトラクションを回っていった。
シェリア「ねえウェンディ、次はあれに乗ろうよ!」
シェリアが指をさした先にあるのは、浮き輪に乗るタイプのスライダーで、しかも真っ暗な中を滑っていくものだった。
ウェン「うん!じゃあ浮き輪を取りに行こう。」
彼女たちが選んだのは、2人乗りタイプの浮き輪だった。
しばらく順番待ちをしていると、やがて10分ほどで、2人の番が回ってくる。
ウェンディとシェリアは 浮き輪に乗り込むと、プールの監視員の支持にしたがって、一気にスライダーを滑りおりた。
ウェン「きゃあっ!真っ暗だよ!」
シェリア「アハハッ!すぐに終わるよ!」
だがスライダーをいくら滑り落ちても、まったく出口にたどり着く気配が無い。
さすがに2人が、おかしいと思い始めたころやっと、出口の明かりが見え始めた。
ウェン「やっと出口だよ。」
シェリア「待って…なんだか様子がおかしい!」
ボートが、出たのはなんとプールではなかった。
ウェンディとシェリアはボートから投げ出されたが、幸いなことに何かやわらかいものの上に着地する。
シェリア「いったーい…なんなの…もう!」
ウェン「あいたた…あれっ!?」
彼女たちが辺りを見回すと、驚いたことにそこは先ほどまでいたプールとは違う、見知らぬ部屋のベッドの上に居た。
シェリア「これって移動魔法みたい…私たち
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