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半龍神は世界を変える
エルフの姫との対面
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奴隷として使うなり好きにしていいんだよ。」
「だから奴隷として私を使うんじゃないですの?」
「いいや。お前にはこれからエルフの姫に戻ってもらう。」
そう。こいつがエルフの姫に戻らなければ意味がない。
「私はシルフ王国帰れますの?」
「ああ。俺が責任を持って送り届ける。その前にそのかっこうからだからな。」
「あなたはなぜ私をシルフ王国に帰すのですの?せっかく買いましたのに。」
「いいんだ。用があるのはあんたの国だからな。」
「それはどうゆう?」
「とりあえず服を買おう。」
俺は手を離して服屋に入るように促した。
「おーい。この女に似合う服をくれ。金は気にしなくていいから。」
店員であろう女は急ぎながら服を持ってきた。それは純白のドレスだった。といっても結婚式などで着るような物ではなく普段から着られるようなものだった。
「銀貨10枚になります。」
俺はポケットから銀貨を出して手渡した。
「ありがとうございます♪」
そう言われて見送られながら外に出た。
服を持って宿まで向かった。
「どこに行きますの?」
「宿だ。着替えるには宿が一番だしな。」
宿に二つ部屋をとった。
「ほら隣の部屋取ってあるから着替えてくれ。終わったら呼んでくれ。」
まあ着替えて逃げる確率もあるけどもそうなったら捕まえらばいいだけだしな。恐らく奴隷として扱われてきたから疲れていると思うから安心だろう。
しかし、あいつは俺の安心を裏切った。見事に逃げやがった。遅いと思い部屋を開けるとみすぼらしい布切れが1枚だけしかなかった。めんどくさい。そんな事を思いつつ、エルフの姫の魔力をおった。
通常魔法を使うもの、つまり魔導士は魔力を感じることができる。その制度はその魔導士の腕による。それなりの腕があれば一人一人の魔力を見分けるのは可能だ。しかし、この人混みで見分けるのは相当の腕がいる。まあ伊達に迷宮をいくつも攻略してるから見分けるのは簡単だった。迷宮はトラップがあったり、魔獣が待ち伏せしていたりしているから危機察知能力が肝心だ。魔力を細かく関知して敵の数をはあくしたりしなければならないからだ。
やつは裏の路地で数人に囲まれているようだ。魔法は血縁関係が重要である。上位種の血が濃ければ濃いほど魔法の才能に恵まれやすい。エルフは風や水が得意なはずだ。ハイエルフとなれば普通の人間程度であれば軽くあしらえる。しかし、どうやら抵抗が出来ていないらしい。恐らく奴隷だったせいか力がでないのだろう。俺は急いだ。
「へへっ。どうする?犯すか?売るか?」
「犯すに決まってんだろ。こんな上玉そうそういないぞ。」
「だな。」
男たちは話し合っていた。
「ったく。逃げだしやがって。おいそこのお前ら。そいつに触れたら痛い目に会うぞ。」
俺は忠告した。触れたらボコボコにすると
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