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半龍神は世界を変える
エルフの姫との対面
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から金の入った袋がいきなり来た。
「そ、それは転移魔法。初めて見ました。」
「魔法じゃないな。この腕輪だ。」
この腕輪は迷宮から取れたものだ。迷宮とは世界各地にある建物や、地下の洞窟などのことだ。ある迷宮はタワー状に、ある迷宮は下に行くようになっていたりなど形はさまざまだ。そこには魔物が住み着いている。その迷宮を突破し、最後の部屋のボス敵なのを倒すとそいつから宝が出るって感じだ。仕組みについてはよくわからん。ただそういうことになるってことはわかる。また攻略されてしまった迷宮はボスが宝を、出さなくなる。しかし、迷宮は魔獣や魔物がうじゃうじゃいて、一匹一匹がかなりの強さである。また、迷宮には人間のハーフか人間にしか入れない。
さて、魔物と魔族は違う。魔族と魔物の関係は動物と人間みたいなものだ。より人間に近い形をした悪魔を魔族、動物に近いものを魔物と呼ぶ。また、魔族の上位種は魔王、最上位種は魔神だ。だが、魔神の存在は今のところ人間では確認されていない。俺も知らないが。また、魔物には上位種には魔獣がいる。魔物がより狂暴になり、強くなった魔物が魔獣と呼ばれる。最上位種はいない。
話がそれたな。俺の腕輪には物を異空間に保管する能力があるらしい。大事なものなどをその異空間に保管している。因みに異空間には時間という概念がないため、保管したら保管した時のまんまになる。一言いってかなり便利。恐らく金貨で2000以上は必ずするくらいの価値だ。
「確認したところしっかりありました。ではどうぞ。今からこのハイエルフはあなたのものです。因みに鎖はサービスですので。」
鎖か。邪魔だな。
「鎖は要らない。ここで処分してくれ。」
俺はそう言って剣を抜いた。恐らく普通の人間なら目にも見えない速さで鎖を切った。勿論ハイエルフの姫には傷をつけてない。
「そんな事をしなくても鍵はありましたのに。」
なんか勿体無さそうに鎖を見ていた。見るところ魔法を封じる鎖のようだ。
「すまんな。ほら、いくぞ。」
そう言って俺はハイエルフの手をつかんで外まで連れていった。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

俺はとりあえず姫のくせにみすぼらしかっこうだったので服屋にいくことにした。
「どうせあなたは私に乱暴するのでしょう?」
いきなりハイエルフが話しかけてきた。それにしても挑発的な言い方だなぁ。
「そんなつもりはねぇよ。いいからついてこい。」
そう言って服屋まで引っ張ってった。
服屋につくとエルフの姫は驚いたように
「なぜこんなところに?私は奴隷ですわよ。」
「あ、いい忘れてた。お前はもう奴隷じゃねぇよ。」
「何をおっしゃってるんですの?」
恐らく奴隷として生きる覚悟をしといたのだろう。いい覚悟だ。
「だから奴隷ってのは買ったやつが解放するなり
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