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遊戯王デュエルモンスターズ 〜風神竜の輝き〜
第1章 夢への第1歩
第3話 激闘!入部試験! 中編
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《ジュラック・タイタン》
☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 炎属性
ATK/3000 DEF/2800
【恐竜族・効果】
このカードは特殊召喚できない。
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、罠・効果モンスターの効果の対象にならない。
また、1ターンに1度、自分の墓地の攻撃力1700以下の「ジュラック」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。

「こ、これは何と……天藤君も負けじと上級モンスターを出して来たか……!」
「すっげぇ……秋弥の奴、こんな強ぇモンスター持ってたのかよ……」
「バトル!僕は《ジュラック・タイタン》で、《海竜(リバイアドラゴン)−ダイダロス》を攻撃!タイタニア・バースト!!」

《ジュラック・タイタン》が、《海竜(リバイアドラゴン)−ダイダロス》に向けて凄まじい勢いの炎を吹き付ける。
炎に焼かれて、ダイダロスは消滅するかのように思われた、が。

「甘いぜ、墓地の《海竜番兵(かいりゅうばんぺい)》の効果を発動!自身を除外する事で、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする!」

ダイダロスを守るように、《海竜番兵(かいりゅうばんぺい)》が姿を現し、両手に装備した巨大な盾で炎を防ぐ。
しかし、その炎に巻かれて、《海竜番兵(かいりゅうばんぺい)》はそのまま消滅してしまった。

「くっ、墓地から発動する効果……!」
「惜しかったなぁ、そこまで無策じゃあないんだよ!」
「……僕はリバースカードを1枚セットして、ターンエンドです」

お互いに最初のターンから最上級モンスターを揃えた激しいデュエル。
果たして、この激戦において勝利を掴むのは、秋弥か、海堂か、一体どちらなのだろうか。
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