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金婚式
第一章
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に話す。
「ひいお爺ちゃんもひいお婆ちゃんもね」
「寂しいな、それは」
「そうよね、やっぱり」
「それで終わりだなんて」
「ささやかだなんて」
「五十年なのに」
 彼等にとってはそれはもう想像もできないまでに長いものである。それこそ生まれる遥か前である。その長さを思ってそれで話すのだった。

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