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大統領の日常
本編
第五話 暇つぶし
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が送られてきた。

「なんだこれは!!」
どんな時でも冷静に対処するべきである軍人がここまで感情を爆発させるのは当然であっただろう。何せ、無礼にもほどがある通信文が敵軍から送られてきたのだから。

『アルテミス要塞に引きこもり毎日娯楽や女に入り浸っているべリシア軍将兵に次ぐ。貴官らの行動はヒッキーと変わらぬことだ。・・・あ、もしかしてヒッキーだったのか?MJKYwwwチョー受けるんですけどww自宅警備員と呼ばれたくなければさっさと出てきて攻撃してこいwwその程度もできぬような無能者が軍にはいれるとはべりシア共和国は無能の集まりか?m9(^Д^)プギャー』
by大統領

「くそっ!我々をコケにしおって!全軍攻撃だ!我らの力を思い知らせてくれるわ!!」

「敵軍アルテミス要塞より出撃!飛空戦艦およそ400隻!陸軍はおよそ40師団!要塞守備隊のほぼ全軍です!」
オペレーターの報告に待っていたぞと言わんばかりにペルシャールは号令を下した。

「フフフ、全軍攻撃開始!!」

戦いの幕は切って落とされた。

     ロンディバルト軍参加兵力      ベリシア軍参加兵力

飛行軍  900隻              400隻

陸軍   72師団              40師団

ロンディバルト軍が優勢だが、ベリシア軍はあの無礼極まる通信のおかげ?で戦意は高かった。

「ロンディバルト軍が司令官のコントロール下から外れれば、あのような軍隊など、数が多いだけの弱兵にすぎん!」
その言葉を聞くとペルシャールはマイクを持つとどこぞの革命家提督の言っていたセリフを言い出した。

「5年前の首都プノンペンでの戦いを思い出してみろ。貴様らベリシア軍は 
      惨敗!!
      大敗!!!!
      完敗!!!
の挙句、空の塵☆と成り果てるはずだった。それをおなさけで助けてもらったくせに、恩を忘れて貿易もしないとは。貴様らの首相は顔が綺麗なだけのロクデナシのけちんぼ野郎だ!!ww
プギャ━━━━━━m9(^Д^)━━━━━━!!!
トリプルm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャー!!ww」

「おのれ!!奴らタダでは返さん!!全軍!刺し違えてでも倒せ!!」
「閣下無茶です!」
「無茶なものか!!われら全軍が刺し違えれば我が軍は全滅する、しかし!こちらにはアルテミス要塞や援軍もある。そうすれば痛手を負った敵軍ことごとく殲滅して、わが軍が勝利するではないか!!」
((な、なるほど!!))←参謀達
「デス引き算だ。相手は死ぬ味方も死ぬ( ー`дー´)キリッ」
そしてこれはすぐに実行に移されるはずだった、が。


■ペルシャール・ミースト
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