メイド喫茶で生まれた絆
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ノベルライトが話し掛けた。
「えっ、君達もって?」
「僕達も今、結構大きな大会に出ていてねぇ…、えっと何だっけ?」
「フットボールなんとか…」
後ろでゲームしている男が呟いた。
「ま、まさかフットボールフロンティアか!?」
「そうだっけ?覚えてないなぁ…、おい!俺のアイテム取るなよ!」
と話しゲームに叫ぶ。
「メイド喫茶に入り浸っているオタク集団……」
「秋葉名戸学園サッカー部ってまさか……」
円堂が呟くと二人は顔を見合わせ
「僕達の事ですが…何か?」
とノベルライトが話した。
「「「ええぇぇぇぇ!!」」」
俺たちの叫びがメイド喫茶中に響いた。
─────夕方河川敷
「何やってる!しっかりトラップしろ!」
染岡の声が河川敷に響く。
「す、すみません!」
少林寺そう言いながらボールを追いかける。
「はぁ〜ダメだ、皆気が緩んじまってる……」
円堂が呟くと俺と円堂は腕を組んで悩む。
「仕方ないよ、あんな連中が準決勝の相手なんだ」
「でも仮にも準決勝に勝ち進んできたチーム油断は禁物ですよ」
と意外とまともな意見を言ったのでツッコミは出来なかった。
「そうかな〜」
「全然強そうには見えなかったぞ」
とマックスと半田が呟く。
「お前らもっと集中しろ!」
と染岡が叫んでいる。
「すみません〜」
とやる気のなさそうな宍戸が呟く。
「はぁ〜、こんなんで準決勝大丈夫かよ」
俺が呟いた。
「ま、相手は参加校の中で弱いって話だしなんとかなるんじゃない?」
とマックスもあんまりやる気を感じない言葉を発する。
「「あはは………」」
俺と円堂は苦笑いを浮かべて話を聞いた後
この日は解散したのだった。
そしてフットボールフロンティア地区予選準決勝
雷門中対秋葉名戸学園の試合当日となった。
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