第二十二話 奇跡と闇の双剣士の邂逅
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[仲間?]
大輔「今回の戦いで少しくらいは俺達のことを認めてくれたんじゃないか?」
ダスクモン[……………]
少しの間、黙考する。
そしてダスクモンは口を開いた。
ダスクモン[少し…な]
それだけ言うとダスクモンは闇に紛れた。
恐らくははやての家に。
大輔「…ブイモン、お疲れ」
ブイモン[ごめん大輔…]
大輔「気にすんなって、キメラモンに手も足もでなかった時に比べれば格段の進歩だろ」
ブイモン[俺、もっと強くなるから]
大輔「ああ」
そして帰路につく大輔達。
賢「まさか、ダスクモンがキメラモンだったなんて…」
大輔「まあ、確かにまさかキメラモンの生まれ変わりとこの世界で戦うことになるとは思わなかった」
賢「ダスクモンは僕が憎くなかったのかな…」
勝手に作り出し、そして生まれて間もなかったのに刈られてしまった命。
キメラモンを作り出した賢はそのことを気にしていた。
大輔「あいつはそんなこと気にしてないみたいなこと言ってたじゃないか」
賢「けど…」
大輔「キメラモンの時は無理だったけど、今のあいつなら分かり合えると思うんだ」
賢「本宮君…」
大輔「俺、あいつとも向き合ってみる。今度は敵としてじゃなくて仲間としてな」
こうして奇跡と合成獣の意志を継ぐ闇の双剣士との邂逅と戦いは果たされた。
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