暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico3歴史は繰り返さなくてもいいのにな
[8/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
。
『あんた達、目立ち過ぎ。こっちまで恥ずかしいやつ入りしちゃうじゃない。少しは自重しなさい』
『にゃはは。シャルちゃんらしいって言えばらしいけど・・・』
『体育館だから大きな話し声は出ないけど、1組でもすでに話題騒然だよ』
『というか、恥ずかしいから少し他人のフリしていい?』
アリサにフェイト、なのはと続き、締めはアリシア。アリサの呆れには同調したいな。で、アリシアにだが、『大丈夫だ、アリシア。君もどちらかと言えばシャル側だ』と返しておく。シャルとアリシア、共に変人クラスだからな。被害に遭う俺が言うんだ、間違いない。
『ひっどぉ〜い! わたし、シャルほど恥ずかしい存在じゃないよ!』
『待てぇ〜い! わたしだって恥ずかしくないわい! あと、恥ずかしいって言われたの、わたしだけじゃなくてルシルもだからね!』
『はあ!? 俺を君ら側にしないでくれ』
納得できない。俺はまともだ。シャルとアリシアほどぶっ飛んだ性格でもなければ人格でもない。だからそう反論したんだが、『いやだから、さっきので恥ずかしいカテゴリ入りしたんだってば!』アリシアからはそう言われ、『こうなったら一緒に逝こう、ルシル』シャルからは道連れ発言が。
『道連れで逝くならアリシアで頼む。俺を巻き込むな』
『ちょっ、やめてよルシル! 恥ずかしいのはシャルだけで十分じゃん!』
『そうだな、もうそれでいい』
『うわっ、ひっど! いいもん、いいも〜ん。ふ〜んだ!』
シャルが拗ね始めたところで話題を切り替える。帰りのことだ。
『はやて、ルシル。シャルから聞いたでしょうけど、今日はバスで帰るわよ』
『ホームルームが終わったら、シャルちゃん達を迎えに行くね』
『うん。もし、こっちのクラスの方が先に終わるようやったら、わたしらが迎えに行くな♪』
なのは達と改めて帰りの約束を交わして、次は俺たち2組の退場だ。矢川先生が俺たちのところへと駆け寄って来て、「それじゃあ、みんなと一緒にクラスへ戻ろうか」とウィンク。
「はい。判りました。ルシル君、シャルちゃん」
「うん。友達も早速できたので、その子たちと一緒に戻ります♪」
はやてに続き、シャルが亮介たちへと一度視線を向けてからそう告げた。すると「大丈夫ですわ、先生。3人はすでにわたくし達2組の仲間ですから。ですわよね?」いつの間にか来ていた咲耶が自信満々にクラスメートにそう言うと、「うんっ!」2組全員が頷き返した。
「それでこそ2組ね♪ それじゃあ木花さん、それに五十鈴さん。クラスのみんなを教室までよろしくね」
「承りましたわ」「はいっ」
クラスメートの人垣からにゅっと出て来た依姫が、咲耶と同時に応える。矢川先生は他に教員と話があるのか
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ