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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico3歴史は繰り返さなくてもいいのにな
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やつ! シャル、手を振んな! くすくす笑われてるわよ!』
アリサからお叱りの念話が。すると『ルシル君。まぁなんや。よろしくな』はやてからもお願いされては『了解だ』断るわけにはいかないと思い短く応え、シャルの元へと向かう。そして「シャル、戻れ。先生たちが来る前に」そう言って立ち上がらせようとするんだが・・・。
「もうちょっとだけ〜。見知らぬ生徒たちからも手を振り返してもらってるの〜♪ 1年生なんか、もう可愛すぎて堪らない?」
「馬鹿。これ以上、目立つ真似はするな。落ち着きがないと叱られてもしょうがないぞ?」
「これがわたしの生き様なのだ♪」
そう言って、カーテン下から覗き込むだけでなく頭を出そうと(絶対、生首〜、とかのノリだろうな)しだしたから、「やめんか」とシャルの両足首を掴み取って、そのまま引っ張る。
「きゃっ? スカートが捲れちゃうじゃん!」
まぁ、当然だろうが顔を真っ赤にしたシャルが両足をバタバタ動かして俺の両手を払い退けてきた。ちゃんとした恥じらいを持ってくれるようになって俺は嬉しい。感動していたら、「え〜い♪」あろうことかシャルが足ばさみを掛けてきた。
「ちょっ、なんで・・・!?」
あまりに突然の襲撃。踏み止まろうにも両脚がシャルの両足にしっかりと挟まれてしまっている所為で不可能。倒れないようにするには、全身の筋肉を使って姿勢制御をするほかない。が、「この体じゃ無理かぁ〜」元の姿なら出来たであろうことが、この筋肉量の少ない幼い体じゃ出来なかった。
「ヘイ、カマ〜ン?」
「このっ、アホがぁぁぁーーーーっ!」
俺を抱き止めようと両腕を伸ばしてきたシャル。このままコイツの思い通りになどさせるものか。両手を突き出してステージに手を着くことで、シャルに抱き止められるのを阻止しようと決意。だからシャルの顔の両側に手を着こうと思ったんだが・・・
「あ・・・!」「っ!!?」
最初に左手がシャルの右脇下を着き、贈れて右手が最悪なことにシャルの胸に着いた。手の平から伝わってくる仄かな柔らかさ。でもやっぱりまだまだまな板だな。
「きゃぁぁぁぁーーーー!!」
「何しとんのぉぉーーーー!!」
一瞬の沈黙の後、シャルは悲鳴を、はやては怒声を上げた。車輪のリムの外側に付いているハンドリムという輪を掴んで回すことで車椅子を進ませたはやて。そしてシャルは「ルシルのエッチぃぃ〜〜〜!」俺の両腕を鷲掴み、「ぐふぅ・・!」両膝蹴りを俺の腹にかましてくれやがった。
(最悪だ・・・!)
そのまま巴投げの要領で俺をカーテンの向こう側、生徒たちが整列しているであろうフローリング床へ投げ飛ばした。バサッとカーテンを押しのけてステージ外へ飛ばされた俺。ステージから床までの高さは約1m。落
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