第1章 夢への第1歩
第2話 激闘!入部試験! 前編
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ラゴン》の鋭利な爪に貫かれて、同じタイミングで消滅してしまった。
「《フレスヴェルク・ドラゴン》!?」
「残念だったな、折角の切り札が無駄になっちまったようだぜ」
「くっ……だが、まだ……!俺は、速攻魔法《風神竜の弔い》を発動!」
《風神竜の弔い》
速攻魔法カード
自分フィールド上に表側表示で存在する《フレスヴェルク・ドラゴン》が破壊され墓地に送られた時に発動する事ができる。
デッキから鳥獣族モンスターを2体まで手札に加える事ができる。
「この効果で、俺はデッキから《クラスターズ・ファルコン》を2体手札に加え、《鳥兵令》の効果でフィールド上に特殊召喚します!」
「ちっ、次から次へと……!」
「バトル!2体の《クラスターズ・ファルコン》で、鬼島先輩へダイレクトアタック!フェザーズ・スラッシュ!」
「やらせねぇよ!罠カード発動!《聖なるバリア−ミラーフォース−》!!」
「しまった……!」
《聖なるバリア−ミラーフォース−》
罠カード
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
竜兵を覆う様に、透明な障壁が現れる。
2体の《クラスターズ・ファルコン》は、竜兵に攻撃を仕掛けようとして、その壁に弾き飛ばされ、そのまま消滅してしまった。
「くっ……!」
「ふぅ、危ねぇ危ねぇ。これでお互いにフィールドが空ッケツになっちまったな」
「けど、遊雅はもう召喚権を使ってしまっているのに対して、鬼島先輩は次のターンでまたモンスターを召喚する事ができる。圧倒的に遊雅の方が不利だよ……」
「だが、この逆境を跳ね返せる程の力がなければ、この先乗り越えていけないのも確かだ。頑張ってもらいたいが……」
切り札の《フレスヴェルク・ドラゴン》を失ってしまった遊雅。
果たして彼は、この圧倒的不利な状況を覆し、勝利を掴む事ができるのだろうか。
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