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遊戯王デュエルモンスターズ 〜風神竜の輝き〜
第1章 夢への第1歩
第2話 激闘!入部試験! 前編
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も腕が立つデュエリストのようだから、こちらも大歓迎だよ!」
「そっか、秋弥も入部するのか……じゃあ、私も入部させてもらおうかな。私も、デュエルは好きな方だし」
「本当か!?いやぁ、ありがとう。一気に3人も新入部員が入ってくれるとは、これで、我が部も安泰だな!」

亜璃沙としては、遊雅が何かしでかさないよう見張っておく面が強かったが、この際、細かい事は気にしないで置く事にした。
それから3人は、楠田(くすだ) 庄司(しょうじ)と名乗った教師に着いて、デュエル部の部室へ向かった。

◇◆◇◆◇◆◇

「おーいみんな!新入部員を連れて来たぞ!それも3人だ!」

部室には、既に2年生、3年生の部員が顔を揃えていた。
しかし、人数はと言うと、たった2人。部と言うよりは、同好会、と言った方がしっくり来るような状態だった。

「えーっと、これで全員、ですか?」
「残念ながら、な」
「っかしいなー、デュエル・モンスターズってすげぇ人気だから、たくさん部員がいると思ったのに」
「それはな……ウチの学校は、デュエル部弱小校として有名だからなんだよ」
「えっ、そ、そうなんですか?」
「ああ。練習試合での勝率も2割程度、公式大会では、これまで2回戦までしか進んだ事はない」

想像以上の惨状に、3人は思わず言葉を失ってしまった。

「理事長からも、これ以上結果を残せなければ廃部もやむを得ない、と言われていたんだが……そこで、君達のデュエルを目の当たりにした、と言うわけだ」
「なるほど、廃部を免れるために、部員を集めて結果を出そう、って事ですか」
「監督の言いたい事はわかりますが、俺達にも面子ってモンがありますよ!」

突然、部室に控えていた1人の男子生徒が声を荒げた。

「お、おぉ、鬼島(きじま)、どうしたんだ、いきなり」
「どうしたんだ、じゃないですよ!俺と海堂(かいどう)のこれまでの苦労はどうなるんですか!」
「ま、まぁまぁ、5人で切磋琢磨して行けばいいじゃないか」
「俺も鬼島先輩に賛成ッスよ!そうだ、どうせならこうしましょうよ!俺と先輩で、こいつらの入部試験をするってのはどうッスか!」
「……それはつまり、俺達がデュエルで先輩方に勝てなければ、入部は認めないって事ですか?」
「そう言う事だ。最低でも俺達に勝てる程度の腕がなければ大会を勝ち進むなんて不可能だからな。構いませんよね、先生」
「あ、ああ。そうだな。2人のまだ見ぬ力が見られるかもしれないが……それじゃあ、神原の相手は俺がしよう」

その楠田の言葉に亜璃沙は驚愕した。

「えっ!?わ、私もやるんですか!?」
「当たり前だろう。君も新入部員なんだからな」
「あー、もう何でもいいや!俺はさっさとデュエルしたいから、早速やりましょうよ!」
「お
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