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IS レギオン
第17話
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各国、欧州、オセアニア、南米、南アフリカ、中東、ロシア、アメリカ各国軍のフリゲート、駆逐艦、巡洋艦(イージスシステム導入艦含む)を中心で構成された艦船部隊を確認、ただし、空母、補給艦、揚陸艦、輸送艦などの補助艦船は、少数の護衛を含みながら、ハワイ諸島から離れつつあります。また、揚陸された各国陸上部隊は、速やかに避難を完了された模様です。また、ハワイ諸島の囲む様に、『霧の艦隊』である『イ401』『タカオ』『キリシマ』『ヒエイ』などを確認しましたが、詳細は、不明です」
と艦長にハクゲイが伝えた。
すると艦長が、
「ありがとう,ハクさん。そうか、そんなにもたくさんの人達がハワイ諸島の防衛に参加してくれるのか。感慨深いなあ。では、絶対にハワイ諸島を死守するとするか!ハクさん例の『あれ』の使用許可を出す!用意してくれ」
「しかしながら。『あれ』は使用許可が総理大臣の命令が無ければ」
「なあに、心配するな。私が独断で使用した事にすれば良い、ハクさんには、迷惑を掛けないよ」
とハクゲイが心配するのをよそに艦長が言った。
「分かりました。では、準備を開始します」

 そして、第二派大陸弾頭弾の先頭が白鯨及びそのすぐ後方にある3隻が捉えた。

 『白鯨』の艦長と『レパルス』のマクレーンが叫んだ。

 「「迎撃戦闘開始!撃ち方始めええ(カメンス、ファイア)」」
と同時に命令を下した。

 すると、『白鯨』上部に設置されたVLSから連続してミサイルを射出し、『白鯨』を覆い隠すほどの噴煙を多数立ち昇らせた。また、すぐ後方の三隻からも次々と対空掃射レーザー搭載型ミサイル、多弾頭内蔵型対空ミサイルなどを連続発射し、大小各種搭載砲塔から対空拡散掃討砲弾及びレーザーが連続発射された。

 「目標到達まで後5,4,3,2,1、今」
と白鯨の火器管制員が緊迫した声を発した。

 そして、

 辺り一面の空が赤く染めあがった。

 そして、空が赤く照らされている瞬間、同時進行で、弾頭弾迎撃率を速やかに算出を出した『白鯨』内のCICでは、喧騒に包まれていった。

 「現在までに迎撃された数315発も最新状況を更新中。但し、残り弾道弾直もハワイに向けて進行中」
「第二次防衛線、各国フリゲート、駆逐艦、巡洋艦の国際連合迎撃部隊から多数の噴進炎確認、弾頭弾に向けて迎撃弾頭が向かいます。インターセプトまで、5,4,3,2,1、マーク」

 そして、空中に多数の炸裂光がハワイ諸島の青く澄んだ空と白い雲の合間から見えた。

 「第二次防衛ライン、撃破数45。なおも残存弾頭弾50発!ハワイ諸島まで残り5キロを切りました。最終防衛線射線内に弾頭弾入ります」
と緊迫した声が『白鯨』のCIC内に響いた。その時、艦長が
「後は、お願いします。『イ401
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