第17話
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んでいた。
「それで、私達は、何処に行くのでしょうか?」
と重巡洋艦『摩耶』の艦橋の内部の椅子に座っていたセシリアが呟くと隣りの椅子に座っていたマヤが、
「この近くで私達と同じタナトリウム反応があったみたいだよ。多分そこに向かっていると思うよ」
とマヤがのんびりとした声で答えた。そして、近くに備え付けられていたピアノを弾き始めた。
暫くすると、目標海域の近くに多数の天に上る噴射炎が見え、その語、暫くして樹上で多数の爆発音が聞こえた。
『此方、霧の艦隊所属『レパルス』貴軍の援護に来た』
とレパルスが交信を始めた。
その交信をしたレパルスの艦橋内では、レパルスがマクレーンに聞いた。
「旦那様、それで私達はどう行動致しましょうか?」
すると、マクレーンが、
「今、何発撃ち落としに失敗したか、解かるかな?それと、今どの位の数がハワイに向かっているのかも情報として欲しいな」
と聞くと、レパルスが答えた。
「はい旦那様。現在10発中9発が先程の友軍のミサイル攻撃で撃破しました。また、現在、各国の衛星情報をハッキングした結果、ハワイに向かって、第二波状攻撃400発、第三波状攻撃500発がハワイに向かい飛翔中です」
「そうか、ありがとう。では、少しでも援護射撃をしよう。連絡やってくれるかい?」
「分かりました。では、先に『ヴァンパイア』と『マヤ』に連絡しましょう」
「レパルスさんから連絡来たよ。あの艦を援護して欲しいみたいだよ。ただ、セシリア様は少しでも離れてくださいとの通信ですよ」
「では、マヤさん此方から連絡で『その答えには反対です。私たちも援護します』と通信を返してください。お願いね、マヤ」
といった後通信を送ったマヤは、
「さあ、カーニバルの開幕だよ!システムオールグリーン全兵装展開!」
と、はしゃぎ出した。
そして、『レパルス』、『マヤ』、『ヴァンパイア』に搭載されている各種兵装が展開し始め、迎撃態勢を整えていった。
そして、その援護を受けた『白鯨』の内部では,慌しく次弾を装填し,この艦内部のCIC(戦闘指揮所(英語: Combat Information Center, CIC))内で捕捉された第二派大陸弾頭弾約400発の迎撃の為にSM―5を上部甲板VLSに再装填を開始した。
「ハクさん、今の状況は,如何なっているんでしょうか」
と艦長が『白鯨』のメンタルモデルである少女『ハクゲイ』に聞いた。『ハクさん』とは、『ハクゲイ』の艦内の愛称である。そして、艦長が最新の情報を訪ねた為にハクさんが、
「了解。現時点の最新情報を開示します。現在、我が艦周辺に『霧の艦隊』所属『レパルス』『ヴァンパイア』『マヤ』のコードを確認。また、『霧の艦隊』の後方に我が国の海自艦隊及びアジア
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