暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
サイバー反乱
[10/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を仕掛けた瞬間がお前の最後だ!)

デュエルの終わりを予想した男はニヤリと不敵に笑みを浮かべる。
一方のマキナもそんな男を見て、絶対罠張ってるだろと確信する。

「俺はサイバー・ドラゴン・ノヴァ一体でオーバーレイネットワークを再構築!」

「っ何!?貴様のエースはそいつではなかったのか!?」

予想の外れた男は思わず声を荒げてしまう。

「あぁ……中々結構いいデュエルができたんでな……特別に見せてやるよ、俺の真の切り札をな……」

赤い渦へとサイバー・ドラゴン・ノヴァが呑み込まれる。そして、バチリバチリと紫電を迸らせながら一匹の竜が躍りでる。
男はそのモンスターが放つ圧倒的な威圧感に思わずゴクリと息を飲む。

「さぁ、初お披露目だ!光臨しろ、サイバー・ドラゴン・インフィニティ!!」

永遠(インフィニティ)の名を持つそのサイバー・ドラゴンは先に召喚されたノヴァよりも一回り大きく、そして強大な威圧感を放つ。淡い紅い光を放ちながら、巨大な翼を羽ばたかせ、主人(マキナ)の上空を旋回する。

「な、なんだと……言うんだ。こんなモンスター聞いていないぞ!」

サイバー・ドラゴン・インフィニティ
★6 ATK2100


「サイバー・ドラゴン・インフィニティの攻撃は自身が持つオーバーレイ・ユニット一つにつき攻撃力が200ポイント上昇する。こいつが持っているのは現在、3つ。よって600ポイントアップだ。」

サイバー・ドラゴン・インフィニティ
★6 ATK2100→2700

自身の効果で攻撃力が増加するも男の使役するブリザード・プリンセスに100だけ足りない。しかし、なんとも言えない不安が男を襲う。

「さぁ、お待ちかねのサイバー・ドラゴン・インフィニティの効果を発動だ!
1ターンに一度、攻撃表示モンスターをこのカードのオーバーレイ・ユニットとして吸収する。もちろん、対象はブリザード・プリンセスだ!」

「な、何!?吸収効果だと!」

胸元に覗く紅いコアから閃光が放たれ、ブリザード・プリンセスを包み込み、消し去る。
そして、男を守るカードは伏せられたカード一枚だけとなる。

「さあ、バトルだぜ!サイバー・ドラゴン・インフィニティでダイレクトアタック!
エヴォリューション・インフィニティ・バースト!!」

一瞬の溜めの後、紅い光線が放たれ、男へと降り注ぐ。

「その時を待っていたぁ!リバースカードオープン!魔法の筒(マジック・シリンダー)、発動!」

バーンカードの代名詞とも言えるカードが発動されると出現した筒が光線を呑み込み、そして、マキナに向けて射出される。

「……予想通りだよ。サイバー・ドラゴン・インフィニティのもう一つの効果を発動する!オーバーレイ・ユニット
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ