サイバー反乱
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「ぐぅ……ぅぅぅ……やってくれたな。けど、仕留めきれてねぇぞ?」
マキナ:LP900→300
「ふん、そんなライフ、風の前の塵に等しいわ!次のターン、確実に仕留めてやる。俺はカードを一枚伏せてターンエンド。」
男
手札0枚
LP400
魔法・罠伏せ一枚
場
ブリザード・プリンセス
☆8 ATK2800
「さぁ、貴様が迎える最後のターンだ!精々足掻くがいい!」
「ラストターンね……。あながち間違っちゃいないな。ただし、オメェをぶっ倒すって意味でな!俺のターン、ドロー!」
威勢良くデッキトップからカードを引き抜くとニヤリと口角をあげる。
「ほう、手札は今引いたので合計三枚、そして、場には伏せカードが一枚のみ。おそらくその伏せカードはアーティファクトなのだろう。さらに私の場には最上級モンスター、ブリザード・プリンセスと伏せカードが存在する。さぁ、どうやってこの局面を乗り越える!」
「そんなんあいつとデュエルしてる時に比べたら、簡単だよ。それこそ、お前がバーンデッキならなおさらな!
俺は墓地に存在するサイバー・ドラゴン・コアの効果を発動する!相手の場のみにモンスターが存在するとき、墓地のこのカードを除外し、デッキからサイバー・ドラゴンを特殊召喚する!来い、サイバー・ドラゴン!!」
中心部に埋まっている紅いコアが輝き、それが晴れると機械の竜、サイバー・ドラゴンが姿を現す。
「ほう、ようやく出てきたか……随分遅い登場だな、サイバー・ドラゴン」
「まだだ!俺は魔法カード、サイバー・リペア・プラントを発動し、デッキから光属性・機械族モンスターを手札に加える。俺はサイバー・ドラゴン・ドライを手札に加え、そのまま召喚する。そして、効果発動!ドライのレベルを5に変更!
行くぞ、俺はレベル5のサイバー・ドラゴンとサイバー・ドラゴン・ドライでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
二体のサイバーが光球となり、足元に現れた紅い渦へと飲み込まれていく。そして、中心から強烈な閃光が迸り、黒い装甲を纏い、鋼の翼を生やした機械の竜が姿を見せる。
「エクシーズ召喚!雷臨せよ、サイバー・ドラゴン・ノヴァ!」
サイバー・ドラゴン・ノヴァ
★5 ATK2100
男はそのモンスターの登場に一瞬たじろぐもすぐに平静を取り戻す。
(やはり、召喚されたか。キメラティック、サイバーダークに並ぶサイバー流の切り札。オーバーレイ・ユニットを一つ使う事で墓地からサイバー・ドラゴンを蘇生させる効果、そして、戦闘時に手札又はフィールドからサイバー・ドラゴンを生贄にすることによって実質攻撃力を二倍にする効果。
だが、俺の場には罠カード、魔法の筒が伏せられている。つまり貴様が攻撃
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