暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第二十話 終わりと始まり
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
なのは」
なのは「うん…!!」
なのはは感極まって瞳に涙を滲ませている。
フェイト「なのは…」
なのは「…うん!!」
フェイト「君の手は暖かいね、なのは」
なのはは思わず泣き出してしまう。
フェイト「少し分かったことがある。友達が泣いていると、同じように自分も悲しいんだ」
なのは「フェイトちゃん!!」
なのははフェイトに抱きつく。
フェイト「ありがとう…なのは。今は別れてしまうけど、きっとまた会える。そうしたら、また、君の名前を呼んでもいい?」
なのは「うん!…うん!!」
フェイト「会いたくなったら、きっと名前を呼ぶ。だから…なのはも私を呼んで…なのはが困った事があったら、今度は私が助けに行くから…」
なのはは声を漏らして泣いた。






























そしてその様子を大輔達は暖かく見守っていた。
アルフに至っては感動のあまりに号泣している。
大輔「フェイト…なのはと友達になれたか…今まで頑張ったもんな…」
アリシア「フェイト、嬉しそう。」
プレシア「フェイトのあんな笑顔を見たのは初めてね…」
アリシアは嬉しそうに、プレシアは初めて見るフェイトの笑顔に涙ぐみながら見守る。
大輔「大丈夫…これからずっと見れるさ」
大輔が微笑みを浮かべながら言う。
そして大輔は次に賢の方を向いた。
大輔「結果として俺達の世界に帰る方法は見つからなかったけど。これはこれで良かったかもな」
賢「そうだね、今回の僕達の戦いは無駄じゃなかった。あんな暖かい光景が見れたんだ…充分だよ」
大輔「そうだな」
賢「本宮君はミッドチルダに行くんだろ?」
大輔「ああ、アリシアに懐かれちまってさ」
賢「そう…じゃあ、しばらくはお別れだね」
大輔「たまには、お前とはやての顔を見に、海鳴市に帰るさ…今までありがとうな。一乗寺。」
賢「こちらこそ」
二人は握手をして、笑い合う。
大輔「遼さんは?」
遼「俺もしばらくは海鳴市にいるさ。」
大輔「そうですか、今までありがとうございました」
そうしてクロノに呼ばれ、大輔達はプレシア達と共にミッドチルダに。
クロノ「…ではそろそろ転移するぞ。」
フェイト「…うん」
なのは「またね、大輔さん、ブイモン、フェイトちゃん、アリシアちゃん、アルフさん、プレシアさん!!」
大輔「8月1日にまた会おうぜ」
ブイモン[元気でなー!!]
フェイト「またね!!」
アリシア「またねお姉ちゃん達!!私も行くからねーっ!!」
アルフ「元気でねーっ!!」
プレシア「今回は本当にありがとう」
8月1日にまた会うことを約束して、大輔達は別れを告げた。
大輔達はアースラに転移された。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ