暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
フェアリィ・ダンス編 哀しみを背負った男達
魔法使いとユキの謎と二人の世紀王
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・・どこへ行く」
さぁなとRX、光太郎は言った。
「仲間がこの世界にいることは確かなんだが・・・。場所が分からなくてな」
「どうにもなんねぇじゃねぇか!!」
その時、近くから火が上がるのが見えた。
「おい、あれは・・・」
「わかっている!!」
車を操作した光太郎は急回転させ、火が上がった場所へと向かった。
俺は今、目の前にいる怪人達に困惑していた。女の子が重戦士型サラマンダーに襲われていた。
登録してすぐにの戦闘行為には少し驚いたが、問題なく倒した。そして自己紹介をした。
問題はその後だ。
突然、灰色の壁が現れ、そこから無数の怪人が現れたのだ。
「・・・ユイ、あれはなんだ?」
「ユキさんと同質の存在だと思います」
ユキが使っているライダーの能力。それと張り合うほどの異形の者たち。
「なぁ・・・リーファ。時間稼ぐから君だけでも逃げてくれ」
「嫌よ」
リーファは立ち上がり、剣を抜いた。
「礼は今返すわ」
「そうか・・・」
俺は剣を抜くと、怪人達へ向けた。
「なら背中、頼むぞ」
その言葉を合図に、俺たちは怪人たちを切り倒していく。だが・・・それを止める者たちが現れた。
「アギトは・・・ただ一人でいい」
マフラーを首に巻いた異形の戦士は俺の剣を掴み、へし折った。
「なっ・・・ごばぁっ!!」
戦士の疾風のような速さで放たれた蹴りが、全身の空気を吐き出させた。
一方、リーファの方は黄金のラインをを持つライダーと剣を交えていた。
「邪魔なんだよ・・・俺を好きにならない奴は」
「う・・・がはっ」
リーファが吹き飛ばされ、慌てて俺は受け止めた。俺たちに群がってくる怪人。
俺はリーファの剣を使い、怪人を斬りはらっていく。
「キリト君、危ない!」
俺は後ろを見た。黄金のラインを持つライダーが、逆手剣を振り上げる。
ゆっくりと、時が過ぎていく。その時。
ライダーが吹き飛んだ。
「よくやった、少年」
紫色の鬼が言った。
「お久しぶりです、キリトさん」
茂みの奥から出てきた、見覚えのある顔。
「ユキ・・・!」
言葉を交わすうちに、マフラーの怪人がリーファに襲いかかった。
「「させるか」」
二人のライダーがマフラーの怪人を吹き飛ばす。
「また会ったな」
バッタの姿に似た怪人がリーファに言う。
「あ、ありがとう」
「礼には及ばない」
さらに後ろにいた怪人たちが吹き飛んでいく。
「人は助け合い。ってね!」
「ああ、そうだな」
魔法使いと三色のライダーが言った。さらに竜巻が怪人を吹
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