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ウルキオラの転生物語 inゼロの使い魔
第3部 始祖の祈祷書
第3章 始祖の祈祷書
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った。

窓が開く。

そこには、月明かりに照らされて、幻想的な雰囲気を醸し出しているウルキオラが突っ立っていた。

「何をしている?」

ウルキオラは冷徹な声で言った。

「別になんでもないわよ〜」

キュルケは動揺しながら言った。

「そうか」

そういってウルキオラは、窓を閉めた。

キュルケは溜息をついた。

「まさか気づかれるとはね」

タバサも本を開きながら呟いた。

「油断できない」
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