二十五話 悪魔の少年
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[BOSS…大丈夫…か?]
ボスは、何も喋らなかった。
[俺は…ハツだ…姿は、タツのを借りたけどな…]
「…」
何も喋らないで俯く鬼隆にハツが疑問を覚えた。
「…うっ…」
[ッ!?]
「うぁぁぁ…」
[どうしたBOSS!?]
ハツの声さえ…鬼隆には、聞こえなかった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
[BOSSッ!?しっかりしろ!!おいッ!!]
鬼隆は、壊れてしまった…狂乱に身を蝕まれて…
しかし、ハツも自分の異変に気づいた。
[…身体が…消えていく…]
[くそッ…あのやろう…]
憤怒に身を染めるハツだったがそのうちニヤッと笑い出した。
[…いいさ。俺の目的は、BOSSを研究所まで送り届けること…]
ハツは、地上に鬼隆を出して消えていきながら想った。
――悪いが…新月狂夜は、確実に死ぬ。
…我ガ本当ノボス…
ハガワ ユウミ ガ直々ニ、コロスノダカラ…
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