標的5 フィルマーレファミリー
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」
山本がレイアに尋ねた。
「はっきりとした証拠はないんだけどね」
レイアは困った顔で言った。
「大丈夫?」
レイアは心配そうにツナに話しかけた。
「ハァ〜」
いつにま増してすごいため息である。
「GAO」
「んっ?ナッツ、お前慰めてくれるのか?」
突然声を発したのは、10年後の未来で手に入れた仲間・天空ライオン(レオネ・デイ・チエーリ)のナッツだった。
本来はツナの心と同調するはずなのだが今回は違ったようだ。
「それなあに?」
レイアは不思議そうに尋ねた。
「ああ、これはね」ツナは自分達が10年後の未来での出来事をレイアに話した。未来での戦い、死ぬ気の炎、そして匣−−
「そんなことがあったんだ、ねえ見せて見せて」
話を聞いたレイアの目はキラキラしていた。
そしてツナはナッツのリングに炎を灯し、出現させた。
「GAO」
「わあかわいい、よろしくねナッツ」
「ところでそのファミリー名っていうのは?」
「ああ、フィルマーレファミリーっていうの」
「フィルマーレ?知らないや、獄寺君知ってる?」
「いえ、自分は知りませんね」
「まあこれから手伝ってもらうからよろしくね」
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイムが鳴ったから私教室に戻るね」
そう言うとレイアは教室へ戻っていった。
ツナは前途多難な運命に困り果てていた。
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