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インフィニット・ストラトス大和の戦い
第二章天使と竜の輪舞
40話
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の世界について教えて下さい」

「その前に一つ聞く。お前達の機体はパラメイルではないのか?」

「はい、違います」

「……良いだろう。では指令室に招待する」

「その前にそちらの方は誰です?」

挨拶ぐらいしてほしいぜ

「監察官のエマです」

短い挨拶の後俺達三人は司令室に案内された



この世界はマナという不思議な力があり、こちらの世界で言う魔法のような事をできる。が、ごく一部にその力を使えず、またマナを無力化する者が居る。それがノーマであり、ここに居る女性だという。

「実際に見た方が早いかもな」

 そう言ってエマさんが手を翳すと、緑色に近い輝きがカップを包み込むと、触れてもいないのにそれは浮き上がる。

「これがマナだ。外の人間はこれを『マナの光』と呼んで神格化してる者もいる」

 そしてジルさんがカップに指を触れると、軽い破砕音と共にカップが落下を始め、そして陶器が割れるような音を立ててカップが壊れた。

「分かっただろ?これがノーマだ。マナの力を無力化する。外の人間はノーマの事を人として扱わない、化け物として見る方が大半さ」

「ですが、なぜここには女性しか居ない?」

「簡単なことさ。ノーマは女性だけだからさ」

 ジルさんは当然とばかりに言い放つ。エマさんも同様の表情で、選別意識が強いように見える。

「つまり、ここに居る者はエマ監査官を除いて全てノーマである。そういうですか?」

「ああ、そうだ。」

俺はこの世界の秩序にイラつきを覚えた

「ふざけたゴミのような世界だな」

「なんだと?」

「特殊な力を持った者が人間と扱われ持たない者をゴミとする世界か一から作り直すべき世界だな!」

特殊な力を持った者が偉いだと?持たない者が見下されるだと?ふざけた世界だな!

「異世界から来た、あなたたちに何がわかるんですか!」

「だまりなゴミエマが!俺達の世界にはなぁ!マナみたいな特殊な力なんざねぇんだよ!普通の人として生まれたのがノーマだと?ふざけんなぁ!もし、俺達の世界にマナを持った者が生まれたらなぁ!道具扱いを受けるだろうなぁ!」

俺はこの世界のことすべてが俺をイラたたせ怒らせる

「人をゴミ呼ばわりなんて……」

「じゃあなんだ?マナを持った者が持たない者をゴミ扱いしていいのか?迫害されて当然と思っていいのか?道具扱いしていいのか?特殊な力を持った者がなぜ戦わない?持たない者より、強いんだろ?」

この差別さが気に食わねぇ!

「お前の言いたいことはわかった、だから落ち着いてくれ」

「……………わかったよ」

まだ、落ちついていないが取り敢えずいすに座る

「すまなかった、ここまで激怒するとは
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