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偏に、彼に祝福を。
第二章
四話 売られた喧嘩
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麗さんが繋げた。結局、達也さんがどれほどずるをしても嘘を吐いていたとしても、私達はそれを本当のことと認識し追う他ない。
「先ほどのメールもこの事を考えさせる為のものだったのでしょう。日本本土という曖昧な条件で混乱した私達に、捜索を促す為の。だけれどまだ本格的に探すのには広すぎます。彼のヒントを待つ他ないでしょう」
「そうだな。結局はまだ捜索範囲が広すぎる。次のヒントまで体力を温存しよう……。明、皆にお茶を淹れてくれ」
 明さんは言われたとおりキッチンへ向かった。ソファーに深く腰を落ち着かせた私と麗さんとは対照的に、まだ納得できていないような聖さんと慶さん。私は時計を見つめながら、十八時になるのを待った。
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