20話
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20
前回回のあらすじ
『私達と試合して!』
「わかった」
今日の合宿は午前中から夜まで丸一日使ってISの各種装備試験運用とデータ取りが行われる。特に専用機持ちは大量の装備が送られ、その装備全てチェックしなければいけないから凄く大変だ。まあ俺、姉さんのは無いので簪さんの調整を手伝うかな
「ようやく全員集まったか。――おい、そこの遅刻者」
「は、はいっ」
千冬さんに呼ばれて身を竦ませたのは、凄く意外な人物であるラウラだ。
軍人であるラウラが珍しく寝坊したみたいで、集合時間に五分遅れてやってきたから遅刻となっていた。
「そうだな、ISのコア・ネットワークについて説明してみろ」
「は、はい。ISのコアはそれぞれが――」
ラウラは千冬さんに言われたとおり説明を始める。しかも一切噛むことなくスラスラと。あそこまで言えるって事は、ラウラ自身が優秀且つ千冬さんに相当叩き込まれたってところだな。俺の隣にいる一夏なんてラウラの説明を聞いて凄く感心してるし。
「さすがに優秀だな。では遅刻の件はこれで許してやろう」
そう言われると、ラウラはふうと息を吐いて安堵した。あの様子を見る限り、恐らく千冬さんのドイツ教官時代にかなりしごかれたんだろうな。
「さて、それでは各班ごとに振り分けられたISの装備試験を行うように。専用機持ちは専用パーツのテストだ。全員、迅速に行え」
生徒一同が一斉にはーい、と返事をする。一学年全員が一斉に並んでいるから、かなりの大人数だ。
言うまでも無くISの稼動を行うから、全員がISスーツ着用姿。ISスーツとは言え、此処が海だから水着に見えてしまうが。
「ああ、篠ノ之。お前はちょっとコッチに来い」
「はい」
箒が呼ばれたならあいつが来るね
「お前には今日から専用機を――」
「ちーちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!」
マジできたよ〜あっ良いこと思いついた。
「姉さん!」
「わかったよ」
姉さんがデュナメスのGNライフルを展開、構え
「狙い撃つよ!」
GNライフルから三発の弾を発射したがすべてかわされた。
「今本気で狙ったー」
それをよけるのもすごきと思うよ?
「デュノアなにをやってる?」
何って
「侵入者である博士を面白がって撃っただけですよ」
「(´ヘ`;)束挨拶ぐらいしろ」
ため息してるよまあいいけど
「ハロー私はイオリア・シュヘンベルグ、武装組織ソレスタルビーイングの設立者です」
そのネタやめい!
「束さん?しかっりやろうか?」
「そんなに怒らなくてもいいからさ、私が束さんだよーハロー」
その後すぐに
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