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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 〜運命の先へ〜
第14話 「転校生」
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、面白そうな奴が来たな。一夏といると毎日何かしらあってなかなか楽しいものだ。

「・・・一夏、今のは誰だ?知り合いか?えらく親しそうだな?」
「い、一夏さん!?あの方とは一体どういう関係ですの!?」

一夏の親しげな態度に業を煮やした箒やセシリアを筆頭に、クラス中の女子生徒が一斉に一夏に詰め寄った。途端にクラスがガヤガヤと喧しくなるが、この状況をあの鬼教師が看過するわけがない。

「席に着け、馬鹿共。」

律儀にも女子生徒全員に出席簿の制裁が下る。あまりにも長いので、擬音は省略させていただきます。文句は受け付けない。いやぁ、こんな愉快な光景が見れるとは、本当に退屈しないなぁ・・・。



「お前のせいだ!」
「貴方のせいですわ!」
「何でだよ・・・。」
「うっせ・・・。」

昼休みのチャイムが鳴ると、箒とセシリアが一夏を責め立てていた。SHRの騒動が原因で授業に集中できなかったようで、度重なる打撃を脳天に受けていたのだ。今日だけで一週間分は叩かれたろう。あれで一週間分のみだと思うと背筋が凍る思いだが。

「まあ話なら飯食いながら聞くから。とりあえず学食行こうぜ。」
「む・・・。ま、まあお前がそう言うのなら、良いだろう。」
「そ、そうですわね。行って差し上げないこともなくってよ。」
「えー・・・。」

いや、デレるの早すぎやしませんかね、お2人さん?これが惚れた弱味なのか、この2人が単純すぎるのか・・・。まあ良いや。お言葉に甘えて一緒に行かせてもらおう。・・・あれ、なんか人数増えてない?
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