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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第十二話 幻竜の力
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大輔「こいつが今の俺の全力全開!!ブイブレスアローMAX!!」
大輔の手から、金色の極太の熱閃が放たれる。
凄まじい破壊力を秘めた砲撃により、竜巻は呆気なく消し飛ばされた。
賢「ムーンシューター!!」
賢も魔力弾を数発放ち、竜巻が戻ろうとするのを防ぐ。
フレイドラモン[今だ二人共!!全力全開だ!!]
二人を守っていたフレイドラモンが叫ぶ。
なのは「うん!!フェイトちゃん!せーので封印するよ!!せーのっ!!」
フェイト「サンダー…」
なのは「ディバイィィン…」
フェイト「レイジーーーッ!!」
なのは「バスターーーーーッ!!」
2人の魔力は、凄まじい衝撃をおびながら、ジュエルシード全てを封印する。






























エイミィ「ジュエルシード!!5つ全ての封印を確認しました!!」
ジュエルシードの封印を確認したエイミィが報告する。
クロノ「な、なんて出鱈目な!!」
クロノがあまりの出来事に呆気に取られる。
リンディ「…でも凄いわ」
呆然と見ていたリンディがそう呟いた。
遼「だから言ったろ坊や?呆れる程とんでもないことをやらかすってな。あれが、大切な人のために動くことの出来る大馬鹿野郎共の底力だ」
クロノ「………」





























なのは「えっと…フェイトちゃんが3個で、私達が2個…でいいよね?」
なのはがフェイトに5つあるジュエルシードの内、3つ渡した。
フェイトもそれを了承するように頷いた。
現在フレイドラモンの甲冑を纏っている大輔がフェイトに声をかける。
大輔「全く無茶すんなよ…寿命が縮んだぜ…」
フェイト「大輔…」
大輔「でも無事で良かった…」
大輔がフェイトの頭を撫でた。
フェイト「大輔…賢…ブイモンもワームモンもありがとう…そして…」
大輔達に礼を言うと、なのはの方を向く。
フェイト「…君も…ありがとう…」
なのは「え?」
なのはが目を見開き、フェイトは礼を言うと、アルフと共にこの場を離脱した。
大輔「良かったな?」
なのは「はい!!」
大輔がなのはの頭にポンと手を置き、なのはは、満面の笑みを浮かべた。
そして大輔達もジュエルシードを持ってアースラに戻る。

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