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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第十二話 幻竜の力
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、海に落下するフェイトを救出した。
フェイト「…?」
スティングモン[大丈夫かい?フェイト、アルフ?]
アルフ「スティングモン!?」
大輔「フェイト…」
フェイト「大輔…」
大輔「無茶…しやがって…」
大輔が悲しげにフェイトを見つめる。
フェイト「ごめんなさい…」
大輔「いいよもう…今はこれを何とかしないとな…」
賢「流石にこれは少し骨が折れるね、今の状態じゃあ」
上空から賢達が降りて来る。
なのは「私達も手伝うよフェイトちゃん!!」
フェイト「あ…」
フェイトがどうすればいいのか分からず、大輔を見遣る。
大輔「どうするかはお前が決めろよ。言ったよな?少しは頼れって」
フェイト「うん…君…」
大輔の言葉に頷くとなのはの方を向く。
なのは「何?」
フェイト「…手伝って…くれる…?」
フェイトの口から出たのは小さい声だが、大輔達にはしっかりと伝わった。
なのは「うん!!」
レイジングハートから、桜色の光がバルディッシュに注がれる。
バルディッシュの魔力が回復した。
大輔「ブルーサンダー!!」
電撃弾を放つが、竜巻に弾かれた。
スティングモン[何!?]
フレイドラモン[大輔の魔法が弾かれた…?]
賢「ジュエルシード数個分の暴走だからね。破るなら遼さんくらいの魔力がないと…」
大輔「魔力…完全体の力…」
ふと、大輔は新たに追加されたデジメンタルを思い出す。
自身の甲冑は、ブイモンの進化系を元にした物。
ならば追加されたデジメンタルの形態も使えるはず。
大輔「一か八かだな…」
フェイト「大輔…」
不安そうに大輔を見つめるフェイトに気づいた大輔は安心させるように微笑む。
大輔「安心しろ、必ず何とかしてやる。俺を信じろ」
フェイト「うん!!」
大輔「皆、離れてろ。新しい力を使う。」
賢「新しい力?」
大輔「ああ、行くぜ!!ユーノ、アルフ、一乗寺。お前達はなのはとフェイトを頼む!!フレイドラモンもスティングモンもな!!」
賢「ああ、任せてくれ!!」
アルフ「あいよ!!」
ユーノ「はい!!」
フレイドラモン[分かった!!]
スティングモン[了解!!]
賢、アルフ、ユーノ、フレイドラモン、スティングモンがなのはとフェイトを守るために動く。
なのはとフェイトは魔法陣を展開し、封印の準備を始める。
大輔「はあああ…!!」
大輔は目を閉じると意識を集中する。
大輔が目を開くと同時に金色の光が大輔を包み込んだ。
光が消えると、そこにはブイモンが運命のデジメンタルでアーマー進化したゴールドブイドラモンの姿を模した甲冑を纏う大輔がいた。
大輔は黄金の輝きを身に纏いながら竜巻に向かっていく。
そして、中心に向かうと、海に両手の付け根を合わせ、手をまるで獣の口のような形にして向けていた。

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