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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第十二話 幻竜の力
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いつらのやり方をな。多分呆れる程とんでもないことをやらかすぜ。」
何故だか分からないが、遼には大輔達がフェイト達を救いつつ、ジュエルシードを手に入れると確信出来た。
遼「さあて、俺はここから見させて貰うぜ。お前達のやり方を」
ドルモン[まあ、駄目なら俺達がどうにかすればいい。そうだよな?]
遼「そういうこと」
クロノの背中に腰掛けながらモニターを見つめる遼。
下からクロノの抗議が聞こえるが、あえて無視した。
リンディもモニターに映る大輔達を見ていた。
リンディ「フェイトさんの努力を利用してジュエルシードを横から掠め取ろうとしている最低な組織…か…耳が痛いわね…」
クロノは遼の下敷きにされながらも激しい怒りと困惑を抱いていた。
クロノ「(何故だ…何故僕はこんなにもイラついてるんだ!?何故彼の言葉を聞くと僕のやり方が間違っているように思うんだ!?僕の選択は執務官として間違っていないはずなのに!!)」
遼「別にお前のやり方が間違いとは俺も思ってねえよ。多分大輔達もな」
クロノ「何!?」
遼「なあ、坊や。もしもの話だけどお前に大勢の命とお前の大切な…リンディさんとかの命が天秤にかけられたとする。どっちも早く助けなきゃ命が危ない。お前ならどうする?」
クロノ「…納得は出来ないが、大勢の命を選ばなければならない。少数のために大勢の命を犠牲には出来ない。」
遼「そうだな。それも正しい答えだ。でも俺は大切な人を見捨てることは出来ない。例えば大勢を助ける道か、少数を助ける道しかないって迫られたら大勢を助けるのが筋だろうさ。でもその大切な人のことを1番に考えてる奴はそいつのために動かなきゃ駄目なんだ。それに1人の命を救えることが結果的に沢山の命を救うんだって俺は思う。」
クロノ「…………」
遼「見てみな、坊や。大切な人のために動くことの出来る大馬鹿野郎共の戦いを」
ドルモン[その先に君が求める答えがあるはずだよ]






























大輔達がブリッジを出た頃、海上ではフェイトが必死に戦っていた。
サイズフォームでジュエルシードのエネルギーを切り裂き、ジュエルシード本体に近付いていく。
フェイト「きゃあっ!?」
しかし勢いに耐え切れず弾き飛ばされる。
アルフ「フェイト!?フェイトー!!」
アルフが助けに行こうとしたが、ジュエルシードのエネルギーに阻まれる。
フェイトはそのまま落下していき、海に落ちるかと思われた。
賢「ワームモンッ!!!!」
ワームモン[ワームモン進化!スティングモン!!]
賢「スティングモン!!テスタロッサさんを!!」
スティングモン[分かった!!]
スティングモンは羽を動かし、一気にフェイトの元に向かい
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