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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第十二話 幻竜の力
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アルフは大輔がいなくなってから、休まずジュエルシードを探しているフェイトを心配に思い、声をかける。
アルフ「フェイト…少し休まないかい?」
フェイト「まだ…大丈夫…」
口ではそう言うが、フェイトの顔にはハッキリと疲労の色が出ていた。
アルフ「でも…やっぱり今からでも大輔の所に行こうよ!!大輔ならきっと守ってくれるよ!!」
フェイト「駄目…大輔に迷惑かけちゃう…」
アルフ「フェイト!!」
フェイト「アルフ…お願い。少し1人にして…」
アルフ「…分かったよ。」
アルフはフェイトの意思を尊重して、フェイトから離れた場所に移動する。
フェイト「……」
目を閉じると思い出すのは大輔との暖かい日々。
初めて知る温もりに戸惑うこともあったが、今はその温もりが愛しくて堪らなかった。
フェイト「大輔…」
フェイトは自身の身体を強く抱き締めた。
フェイト「…寂しいよ……大輔…」
大輔の名を呟くフェイトの目から大粒の涙が零れた。






























リンディ「う〜ん。4人共中々優秀だわ。このままうちに欲しいくらいかも」
その様子を見ていたリンディがそう言った。
別のモニター室では、エイミィがフェイトの事について調べていた。
エイミィ「この黒い服の子。フェイトって言ったけ?」
クロノ「フェイト・テスタロッサ。かつての大魔導師と同じファミリーネームだ」
エイミィに問いにクロノが答える。
エイミィ「え?そうなの?」
クロノ「大分前の話だよ。ミッドチルダの中央都市で、魔法実験の最中に、次元干渉事故を起こして、追放されてしまった大魔導師。」
エイミィ「その人の関係者?」
クロノ「さあね。本人とは限らない」
エイミィは、フェイトの位置を特定しようとするが。
エイミィ「ああ…やっぱり駄目だ。見つからない。フェイトちゃんはよっぽど高性能なジャマー結界を使ってるみたい」
クロノ「使い魔の犬。恐らくこいつがサポートしてるんだ」
エイミィ「おかげで、もう2個もこっちが発見したジュエルシードを奪われちゃってる」
クロノ「しっかり探して捕捉してくれ。頼りにしてるんだから」
エイミィ「はいはい…」






























大輔達が管理局に協力して10日後。
今まで時間が取れず出来ずなかったが、ようやく指導が出来るようになった。
アースラにある訓練室には大輔となのはがいた。
大輔「それじゃあ始めるぞ。フェイトに勝ちたいならそれ相応の努力をしろ」
なのは「はい!!」
大輔「まずフェイトは基本的に遠近両方こなせるから、なのはには接近戦のイロハを
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