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東方最速記
紅魔館ルート
紅魔館でのお仕事体験
執事体験 その1
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玄関をくぐり

食堂へ向かうとそこには

レミリア「あらいらっしゃい」

レミリアの姿があった

荒木「どうも」

レミリア「門番の体験をしたみたいだけれど、どうだった?」

荒木「足の痛い仕事だな」

レミリア「ずっと立ちっぱなしだものね」

荒木「ああ」

するとそこへ咲夜が料理を運んできた

咲夜「おまたせしました」

レミリア「ご苦労様」

荒木「どうも」

レミリア「そうそう」

荒木「ん?」

レミリア「配属先の候補は」
・門番
・雑用執事
・レミリア専属の執事
・図書館
・フランのお世話係
レミリア「だからね」

荒木「わかった」

レミリア「午後の予定は?」

荒木「咲夜のとこだ」

レミリア「そう」

荒木「しかしこの館は広いんだな」

レミリア「咲夜が空間操って広くしているのよ」

荒木「そうだったのか...しかしここまで広くする必要はないんじゃ?」

東京ドームレベルである

レミリア「そこは気分の問題よ」

荒木「気分でいいのか」

レミリア「ええ、生活できればいいのよ」

荒木「そういうもんなのか」

荒木&レミリア「ごちそうさまでした」

荒木「食器運んどくぞ」

レミリア「あら、ありがとう」

荒木「どうせ咲夜の所に行くんだからな」

厨房へ向かう

咲夜「あら、荒木さんじゃない」

荒木「食器運んできた」

咲夜「それはどうも」

荒木「それと午後はここを手伝う予定だからよろしく」

咲夜「どうも、助かるわ」

咲夜「それじゃあ、そこの食器を洗っといてくださるかしら?」

振り返るとえげつない量の皿が山積みになっており

それを必死に洗う妖精メイドの姿があった

荒木「ああ、わかった」

咲夜「それじゃあ私は廊下の掃除をしてくるわ」

荒木「行ってらっしゃい」

さて

荒木「手伝うぞ」

メイド妖精「ありがとうございます」

調理実習の時に皿洗いばかり

やらされていたものだから

皿洗いの腕は人並み以上である

20分後

皿の数は一向に減らない

隣の妖精メイドもこればかりは慣れないらしく

ハァハァと息を荒げながら黙々と皿を洗っている

確かにこの小さな体でこの大きさの皿を洗うのは大変そうだ

荒木「いつもどれくらいかかるんだ?」

メイド妖精「だいたい2時間ぐらいです」

荒木「何故こんなに皿の量がかさむんだろうな」

メイド妖精「この館には何百ものメイド妖精がいます」

メイド妖精「とうぜん食べ物を食べるわけで、このような状態になってしまんです」

荒木「そうなのか」
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