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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第十一話 それぞれの行動
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よ」
クロノの言葉に、なのはは、はっとなる。
クロノ「たった1つのジュエルシードの…何万分の一の発動でもあれだけの影響があるんだ。数個集まって動かした時の影響は、計り知れない」
その言葉を聞いて、ユーノが思い出したように言った。
ユーノ「聞いた事あります。旧暦の462年、次元断層が起こった時のこと」
クロノ「ああ。あれは酷いものだった」
リンディ「隣接する次元世界が幾つも崩壊した、歴史に残る悲劇…繰り返しちゃいけないわ」
リンディは神妙な顔でそう呟くがお茶の中に砂糖を入れたのだ。
大輔と賢と遼がそれを見て口元を引き攣らせる。
そして、リンディはそれを全く躊躇することなく口に運ぶ。
リンディ「ところであなた達に1つ質問があるのですが」
リンディの視線が大輔、賢、遼、ブイモン、ワームモン、ドルモン、ツカイモンに向けられる。
大輔「俺達に?」
リンディ「あなた達、次元漂流者よね?そちらの…」
賢「ブイモン、ワームモン、ドルモン、ツカイモンです。」
リンディ「ブイモン達みたいな子達やあなた達のデバイスはあなた達の世界では当たり前なんですか?」
賢「は?」
賢が分からず首を傾げるとリンディが口を開く。
リンディ「管理局にある既存のデバイスの性能を遥かに超える高性能のデバイス…D-3…そしてその子達が素体も無しに高レベルのプログラムデータのみで構成されていることです。…しかもどちらも管理局の技術を持ってしても現時点では解析不能なブラックボックスの塊。」
ブイモン[…どうやら俺達のことは調べられていたようだね]
勝手に調べられていたことにブイモンが不機嫌そうに呟いた。
リンディ「ええ、勝手ながら」
なのは「ふぇえええ!?」
ユーノ「ツカイモン…君、プログラムデータだったのか!?」
なのはとユーノからすれば、人間と同じくらい感情豊かな3匹が素体も必要とせずプログラムだけで構成されているとは信じられないらしい。
ツカイモン[そう。私達はデジタルモンスターという素体を必要とする使い魔とは違い、純粋にデータのみで構成された生物…言っていなかったかな?]
なのは、ユーノ「「言ってない!!」」
リンディ「…大輔さん、賢さん、遼さん。出来ればあなた達とブイモン達とその特殊なデバイス…D-3を調べさせて貰えませんか?」
遼「悪いが、お断りさせてもらう」
直ぐさま遼がリンディの頼みを一刀両断する。
リンディ「あら?どうして?」
遼「パートナーを実験材料にされたくないしな」
ブイモン[俺達も自分達を実験材料なんかにされたくない。]
クロノ「大輔達やデバイスはともかく、お前達デジタルモンスターは、調査次第でロストロギアに指定される可能性がある。これはお前達の為でもあるんだぞ」
納得出来ないクロノは調査する理由を言うが、ブイモン
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