暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikers〜誰が為に槍は振るわれる〜
第一章 夢追い人
第5話 賑やかな晩ご飯、そして舞い降りる死神
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は?―」

 ラディはそこで一端言葉を切り、手に持った皿の上に残った死神(しゃまる)特製の危険物質(パンケーキ)の最後の一切れを手でつまみ、そして?――食べる。

「?―“ただのおいしいパンケーキ”を分けただけだよ?」
《………うそぉ》

 そう言いながらもしゃもしゃとパンケーキを食べる彼の表情は、至って普通においしいパンケーキを食べているときに浮かべる満足気な表情。
 少なくとも、同じものを食べた他の人間が、あまりの不味さに意識を刈られたとは到底想像できない。

「こんなに“おいしい”ものを毒物扱いするなんて……みんな味音痴だなぁ」

 彼は目の前の阿鼻叫喚の惨状に残念そうに見つめた後、まだ“パンケーキ”が残ってないものかと、おかわりを求めてその場を後にしたのだった。



to be continued


 
☆★☆★お・ま・け♪☆★☆★


シャマル
「シャマル先生のぉ……3分クッキング〜〜♪」
セラフィム
「ということで始まりましたこのコーナー」
ラディ
「読者のみなさんも謎に思っていること間違いなしのシャマル先生特製パンケーキができるまでをお送りするコーナーです♪」
セラフィム
「なおぉ、恐らく読むだけで気分悪くなること請け合いですのでぇ、マズメシ製造ネタが苦手という方はすぐに逃げてください!!」
シャマル
「マズメシじゃないもん!!」
ラディ
「そーだそーだ!!」
セラフィム
「いや、でも結果として……もういいです。とりあえず材料紹介です。はぁ……」

材料
・焼きそば用の(いるだけ)
貝柱(いるだけ)
・ソース(いるだけ)
・コーラ(いるだけ)
・オレンジジュース(いるだけ)
・なんか白い(いるだけ)

セラフィム
「……え、ごめん。どこからツッコめばいいのこれ?」
シャマル
「少ない材料を工夫してるところをツッコめばいいと思います!!」
セラフィム
「そゆのいいんでもう作っちゃってください」
シャマル
「はーい♪
ではまず、生地を作っていこうと思います!!」
セラフィム
「……せんせー、生地作るのに必須の粉系のものがないです」
シャマル
「いいところに気が付きましたセラフィムちゃん♪
そこで今回は焼きそば用の麺を使おうと思います」
セラフィム
「……は?」
シャマル
「まず焼きそば用の麺を叩いて潰して平たく伸ばします」
ラディ
「発想の勝利!!」
セラフィム
「……あ゛ぁっ!?」
シャマル
「このとき頑張って叩くことで生地にコシが生まれてよりおいしくなるので頑張りましょうね〜」
ラディ
「コシは大事だよね」
シャマル
「いやいやいやパンケーキにコシとか誰も求めてないから!!」
シャマル

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