第十楽章 ブレーン・ジャック
10-2小節
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される。
「その勢いで《道標》集め、ヨロシク」
「勝手なことを!」
勝手なのは貴方よ、ルドガー。クラン社の、分史対策室のエージェントでありながら、上司の命令も聞けず、あまつさえ剣を向けるなんて。通常業務なら懲戒免職ものでしてよ。
あちらの視界がゼロの間に、わたくしたちは離脱する。足をやってしまったわたくしは、他のレディエージェントと合流次第、肩を借りた。
用意しておいた脱出艇を目指して、出血が止まらない右足も駆使して意地で走る。
付いてくる足音は、船に来た時より少ない。くっ……ごめんなさい。わたくしたちが至らないばかりに!
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